音読や複式呼吸…“1分脳活”で維持する“忘れない頭”
(2)4カウントかけ、おなかを膨らませながら鼻から息を吸う。これを5回繰り返す。
吸う息の長さに対して、吐く息の長さを2倍にすることで深い呼吸ができる。そうすると、脳のすみずみに酸素が行きわたることになり、脳の働きが活性化する。
「手を使うことはおしなべていいのですが、特に『手書き』は、大変おすすめです。書く作業は、手先を動かすだけでなく、縦書きにするか横書きにするかといった認識や、文法、全体の構図、考える、思い出すなど、さまざまな脳の領域を使って行っているからです。また、利き手と反対の手で箸を持つといった、ふだんしない動作を取り入れることも脳への刺激に。さらに、歩く速度を変えたり、階段の下りを意識するなど、全身の筋肉を使うと脳への刺激が増します」
どれも、特別な道具を必要とせず、日常生活に取り入れられるものばかり。
「1分脳活」で、元気な脳を維持しよう!
「女性自身」2020年4月14日号 掲載