2020年4月29日 11:00
骨粗しょう症を避ける為の生活習慣、おやつは「チーズ」に!
骨粗しょう症は、食事や運動など、その人の生活次第で予防できる、生活習慣病なのです」
生活習慣の改善で見直したいのが、毎日の食習慣。骨粗しょう症予防では、骨を作る三大栄養素である、カルシウム、ビタミンD、タンパク質がしっかり取れているかがカギとなる。
「カルシウムは骨の主成分であり、なくてはならない栄養素です。ビタミンDはカルシウムの吸収を高めたり、骨への沈着を助けたりする働きがあり、やはり欠かせません。そして、タンパク質は骨の体積の半分を占めるコラーゲンの材料となります」
このうち、とくに日本人に不足しているのがカルシウムだ。そこで、太田先生が骨を若返らせる食習慣を紹介。
【1】1日1杯は「牛乳」を飲む習慣を
牛乳はコップ1杯(200cc)で約220ミリグラムのカルシウムを摂取できる。これだけで1日に必要なカルシウム量の約3分の1をクリア。
「とくに就寝前に飲むのがおすすめ。就寝中は副交感神経が活発になり、その働きでカルシウムの吸収が高まるからです」(太田先生・以下同)
【2】面倒くさくても、きちんと「3食」取る
「朝食欠食者は骨密度が低いということがわかっています。骨の材料となる栄養素を十分に取るには1日2食では不十分。