ビューティ情報『骨の健康を守る3本柱は「食生活・骨検診・適度な運動」』

2020年4月30日 06:00

骨の健康を守る3本柱は「食生活・骨検診・適度な運動」

「椎骨は時間をかけてつぶれていくのでほとんど痛みを感じず、およそ3分の2の人は骨折したことに気づきません。そのまま放置していると2カ所目、3カ所目と骨折の連鎖(ドミノ骨折)が続き、背中がどんどん丸くなっていきます。最近身長が2センチ以上低くなったという人の半数は、椎骨の骨折をしている可能性があります」

骨折をして初めて気づく人がいることからわかるように、骨粗しょう症は目に見えないところで進行していく病気。

「食事や運動、生活習慣の見直しはもちろん大事ですが、『自分は対策できているから大丈夫』と過信する人ほど、気づかぬうちに発症していることがあります」

骨折で受診し骨粗しょう症と診断されても“時すでに遅し”で、その後に介護生活を余儀なくされるケースは数えきれない。介護が必要となってしまった女性のうちの3割近くが、骨折・転倒と関節の変形などによる関節疾患が原因との調査結果も出ている。

「それを防ぐために重要なのが、定期的な骨粗しょう症検診の受診です。検診では、専用の機械で骨密度を測定します。もっとも一般的なのが、超音波をかかとに当てて計測する測定法。
ですが、この方法は正確性に欠けるため、腰椎と大腿骨頸部にX線を当てて計測する測定法のほうがより正確でおすすめです。

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