2020年5月15日 06:00
自粛中“過度の飲酒”に「うつ病招くおそれ」と医師が警鐘
一方、巣ごもり生活では、太陽の光が足りないため体内のビタミンDが不足しがちになる。
「ビタミンDは私たちの骨を作る大切な栄養素で、免疫にも関係しているといわれています。1日20〜30分程度、太陽の光を浴びることが、脳の健康には大切です」(工藤先生・以下同)
【2】過度の飲酒
巣ごもりで、家庭での飲酒が増えたという報道がある。
「ストレスのたまりやすい時期でもあるので、缶ビール1本程度の飲酒であれば、リラックス効果が期待できることもあり推奨できますが、過度の飲酒は禁物。飲みすぎは肝臓にも負担をかけ、睡眠障害の原因にも。そこから精神的な不安定さ、うつ状態を招くおそれがあるので飲みすぎにはくれぐれも注意してください」
【3】夜更かしをする
「夜10時から深夜2時の間は、内臓を休めるベストタイム。できるだけこの時間には布団の中に入っていたいところです。夜遅くにパソコンやスマホを見るのも、脳が刺激されて交感神経が優位になるので避けましょう。
規則正しい時間に起きて朝日を浴びると、脳に刺激を与えて体内時計を整えることができますし、やる気ホルモンのドーパミンが分泌されます」
元気が出ないときほど、規則正しい生活を心がけたい。