2020年6月26日 11:00
梅雨に頭痛が頻発…今対策すべき“天気痛”避ける食習慣
記入事項は、全部で7つです」(佐藤先生・以下同)
(1)その日の天気、(2)気圧、(3)体調の変化や服薬、(4)生理の有無、(5)痛みを「0〜10」の11段階で評価、(6)運動した内容、(7)よく眠れたかどうか。これらを1カ月つけてみよう。
「自分の頭痛は気圧が下がってから起きるのか、それとも気圧が上がる前に起こるのか……天気と痛みの関係を把握することは、天気痛と向き合っていくうえで、ひとつの安心材料にもなります」
■いつ天気痛が来るのかを知っておく
天気痛に備えるための道具として、スマホアプリ「ウェザーニュース」がある。同アプリに搭載されている「天気痛アラーム」機能は、天気痛が発症するリスクを6日先まで「警戒」「注意」「やや注意」「安心」の4ランクで表示している。
「気象情報会社ウェザーニューズさんと共同で2年ほど調査したところ、天気痛の要因となる気圧の変化がやってくる3日も前から、徐々に小さな気圧の変化が押し寄せてくることがわかっています。この小さな変化を捉えることで、天気痛のリスクをより早く察知できるようになりました」
■食習慣を見直し、「耳マッサージ」を取り入れる
「天気痛に負けない体を作るには、食事も大事です」