米麹の力で自然な甘み 美肌にもいい「発酵あんこ」の作り方
硬い場合は、もう一度おかゆ炊きモードで炊飯する。60度前後になるまで冷ましたら、乾燥タイプの米麹を加える。炊飯器の釜に入った状態のまま、乾燥米麹とあずきをよく混ぜ合わせる。
【4】炊飯器の蓋を開けたままふきんを1枚かぶせて、炊飯器の保温モードのスイッチを入れる。2〜3時間おきによく混ぜ合わせながら8〜12時間発酵させる(厳密に2〜3時間おきでなくとも大丈夫だが、混ぜ合わせることが重要)。
【5】できあがり(総量が800gになればOKです)。麹の白い粒が気になる場合はフードプロセッサーをかける。
「発酵を成功させるコツは、60度をキープすること。
そのため炊飯器の保温機能を必ずオンにし、蓋を開け、ふきんをかぶせた状態で発酵させてください。そのまま放置せず、2〜3時間おきに混ぜるのも忘れずに。あずきの中の成分と麹をしっかりと混ぜ合わせることが、発酵あんこが甘くなるカギです」(木村さん)
赤石さんおすすめの食べ方は、朝食にも手軽にできる小倉あんトースト。残暑厳しい今の季節なら、かき氷に添えても◎。
「夕食後に小腹が空いたときにもぴったり。血糖値が下がらないまま就寝すると体に負担がかかってしまいますが、発酵あんこならその心配はありません」
「女性自身」2020年9月15日 掲載