2020年10月7日 06:00
ねこ背を改善する意外な生活習慣「お昼のコーヒーはNG」
座りすぎや運動不足に陥りがちな現代人は、脳にじゅうぶんな情報が送られず、このボディスキーマの精度が落ちてしまうのです」
そこで今回、鈴木さんから「ボディスキーマ」を正しく作動させるための生活習慣と、簡単なエクササイズを教えてもらった。ねこ背は自覚していない人も多いそうなので、まずはセルフチェックを。
腕を胸の前にまっすぐ伸ばしたまま、お尻を完全に下までおろせない場合は、ねこ背の可能性を疑おう。
【1】座るときは坐骨を立てる
「世界的に見ても日本人は“座りすぎ”といわれていますが、人によっては1日の大半を座って過ごすこともありますから、座り方は立ち方以上に気をつけなければなりません」
イスなどに座るときは、両手でお尻の肉を持ち上げるようにして座ること。指先に触れる坐骨を、イスなどの座面に立てた状態で座るのがポイント。
「坐骨の角度をきちんと意識して“お尻で座る”ようにしてください。ねこ背の人は“腰で座ってしまう”ことが多いので注意が必要です。できれば25分に1回は立ち上がって3〜5分動くのが理想です」(鈴木さん・以下同)
【2】電車で片足立ちを
「運動の時間が確保できない人は、日常の動作にエクササイズを取り入れるのも手です」