ビューティ情報『鍼灸師が提言、ひざ痛の人のための「足の甲のばし」』

2020年11月23日 11:00

鍼灸師が提言、ひざ痛の人のための「足の甲のばし」

1日何回やってもいい。足指を強く床に押し付けないこと。

「やり方は本当に簡単です。椅子に浅く腰かけて、片方の足のつま先を床につけたら、くいっと5本の指を10秒間、甲を前方に向けてゆっくり押し出す。最初は少し曲げても痛い人もいます。無理をせず、できる範囲でかまいません」

その場で記者もやってみたが、指の第一関節が少し曲がるだけで痛い。しかし、たしかに、足の甲だけでなく、脛の筋肉がのびて、じわ〜っと気持ちいいのは確かだ。

「でしょ?毎日やっていると、徐々に深く曲がるようになります」

と、伊藤先生がやると、なんと第二関節までしっかり曲がって、床にぺったりつくではないか。


「やる場所は、最初は硬い床だと痛いので、カーペットの上がおすすめ。筋肉が柔らかくなるお風呂上がりにやってみてください」

つぎに、小指側に脚を倒すようにして、10秒間。

「正面向きに指を曲げると、どうしても小指だけが曲がりません。その小指を曲げるためです」

片方の足を正面、小指側それぞれ10秒間1セットとして両足とも2〜3回程度を毎日つづけるのが原則だ。

「慣れてきたら、両足同時にできるようになるので、1日1分間で終わりますよ」

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