2021年3月8日 11:00
認知症グレーゾーン対策に“自分ほめ”と“トントン運動”
そこで、朝田先生に教えてもらったのが「頑張らない有酸素運動」。
■頑張らない有酸素運動!「インターバルウオーキング」
【1】ウオーミングアップ
まずは、体が温まるまでゆっくり歩く。
【2】速歩き&ゆっくり歩き
少しずつスピードを上げて、速いスピードで1分半ほど歩く。そしてゆっくり3分ほど歩き、呼吸を整える。これを繰り返す。
「インターバルウオーキングはおススメです。友達と一緒でもかまいませんが、ダラダラ歩くのではなく、まずウオーミングアップをかねてゆっくり歩き、体が温まってきたら少しずつスピードを上げておしゃべりができないくらい速く歩く。ゆっくり呼吸を整えてまた速歩きする。
これを繰り返して10分以上継続します。2日に1回、無理なくやると習慣になります」
また、巣ごもりしているときも、ボーッと過ごしていないで体を動かそう。同時に2つの動作を行う「デュアルタスク」は、前頭葉の活性化に有効という。そこでおすすめなのが「すりすりトントン運動」だ。
■前頭葉を活性化!「すりすりトントン運動」
【1】片方の手のひらを、机や自分の太ももの上にのせて、前後にすりすり滑らせる。同時に、もう片方の手は握った状態で上下にトントンと動かす。