花粉アレルギーから頭皮守るケア、ドライヤーは「冷風」も
10〜20センチ程度は離し、髪の根元に風を当てるようにして乾かすのがポイントだ。また、温風だけでは頭皮を乾燥させてしまうため、ときどき冷風を使うようにしたい。温風と冷風の割合は8:2程度が目安だそう。
ブラッシングも、ガリガリと頭皮を傷つけることがないよう、ていねいにやさしく行おう。また、マッサージには頭皮の血流を促進する効果がある。
「後頭部→頭頂部、側頭部→頭頂部、こめかみ・生え際→頭頂部と、指の腹や手のひらを使いながら地肌を軽く指圧し、最後に頭頂部を何カ所か指圧するといいですね」
タンパク質や亜鉛など、健康な髪を作るために必要な栄養素を意識的に取ることのほか、髪の分け目を変えるのも頭皮を守る工夫のひとつ。
「外にさらす部分を頻繁に変えることで、刺激を分散させる効果があります。抜け毛・薄毛の予防にもつながります。
すでに症状がひどいときには、きちんと医師の診察を受けて、抗アレルギー薬や塗り薬を正しく使うようにしましょう」
まだしばらく続く花粉症の季節。頭皮のガードも余念がないように心がけよう。
「女性自身」2021年3月23日・30日合併号 掲載