2021年9月20日 11:00
足腰の衰え防ぐには「足の小指」を動かして!整体師が教える足指体操
また、20代から下降し、70代では毛細血管の距離がピーク時の半分まで減るといわれているが、足の指が動くようになると、体が足の指先の毛細血管も必要だと認識し、復活するという。倉さんのもとを訪れる人のなかには、足の小指の爪が米粒の半分ほどしかなかったが、トレーニングを重ねて、しっかりとした爪が生えてきたという人も多くいるそうだ。
「健康な足の小指の特徴として“しっかり外側に開く”“器用に動かせる”“小指に力を入れて握れる”の3つが挙げられます」
この3つができるようになると、体の外側を支える小指がしっかりと機能し、ふらつかずに歩けるようになり、骨のゆがみも解消されていくという。
そこで今回は、倉さんが考案した「足づかみセラピー」の中から、足の指をほぐす3つの体操を紹介。この体操を日常生活に取り入れて、一生歩ける足に鍛えていこう。
【1】まずは準備体操!「足指ほぐし」
足の指を1本ずつ手で持って、ゆらしたり回したりしてほぐす。指1本につき5回ずつ。反対側の足も同じように行う。
【2】ときどき、ながら体操!「太ペンはさみ」
10分間、親指と小指の股それぞれに、太い油性ペンくらいの太さのペンをはさむ。