2021年12月27日 11:00
医学博士が提案「坐骨神経痛に『椅子ボール』ストレッチ」
ストレッチ】
(1)椅子に座り、お尻の痛みやしびれのある部分にテニスボールを挟む。太ももの裏側の筋肉をストレッチできる。
(2)ボールを挟んだ姿勢のまま、ボールを挟んでいる側の脚を内旋(ひざが内に向くようにねじる)し、10秒キープ。次に外旋(ひざが外に向くようにねじる)し、10秒キープ。これを10往復する。
※運動指導:理学療法士・畝本みどり
椅子に深く腰掛けて、骨盤を起こした姿勢で、ゆっくりギューッとイタ気持ちイイくらいの力加減で10〜30秒ほど続けるのがコツ。じっくりと筋肉を伸ばすことで血流が促進され、体も温まる。
「私たちの筋肉は加齢と共に硬くなりがちです。
多くの人が健康維持のためにウオーキングやゴルフなどの運動を始めるのですが、実は運動だけを一生懸命していても、ストレッチをしなければ筋肉は硬いままで、逆に足腰の痛みやしびれにつながりかねません。それほどストレッチは大切なのです」
テレビを見ながらなど「ながら」で10〜30秒、あるいは10回を1セットとし、1日3〜5セットを毎日続けてみてほしい。
梨状筋症候群だけでなく、ほかの坐骨神経痛の症状緩和にもこれらのストレッチは有効だそう。痛みがこたえる寒い季節。日々の椅子ストレッチを実践しよう!
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