2022年2月18日 11:00
「肌の常在菌」のバランス崩して汚肌を招く…やりがちNG習慣
これにより皮膚が弱酸性に保たれ、肌トラブルのもとになる細菌の増殖が抑えられる。一般的にはニキビの原因として悪者扱いされるが、過剰に増殖しなければニキビの原因にはならない。
〈菌のバランスを崩すNG習慣〉:紫外線、ストレス、喫煙、過剰なスキンケアなど皮膚への刺激。
【黄色ブドウ球菌】
皮膚表面や毛穴に存在する。存在しているだけではトラブルにならないが、紫外線やストレス、タバコ、過剰なスキンケアなどによって皮膚がアルカリ性に傾くと、増殖して肌荒れやアトピー性皮膚炎などの問題を引き起こす。
〈菌のバランスを崩すNG習慣〉:洗顔・洗浄不足(ただし顔の洗いすぎもNG)、脂っこい食べ物のとりすぎなど偏った食生活、不規則な生活習慣、ストレス。
「美肌菌は腸内環境と密接な関係にあるため、食事による体の内側からのケアも大事。また、美肌のためにはスキンケアと同様、腸マッサージやストレッチなど、腸のケアをする必要があります」
腸マッサージやストレッチと美肌菌には、いったいどのような関係があるのだろうか。
「いくら食事をきちんとしても、腸の働きがよくないと、摂取した栄養が十分に吸収されず体内で栄養不足の状態が生じるため、美肌菌は育ちません。