高血圧改善に「排塩メニュー」アボカドメカブサラダで塩を外に出す!
そもそも高血圧とは、ナトリウム(塩分)とカリウムのバランスが崩れている状態です。そこでカリウムが含まれる食材を食べることでバランスが取れ、血管内の塩分を体外に排出できて、血圧が下がります。それが血管の劣化予防にもなるのです」
もう一つ、水溶性食物繊維も排塩にいいという。
「食物繊維は、腸内の余分な塩分を排出してくれます。特に水溶性食物繊維は、腸内をゆっくり移動し塩分やコレステロールを吸着し排塩してくれるのです」
そこで今回、栄養士の今井真理子さんが、排塩に大事なカリウムと水溶性食物繊維が豊富な「排塩食メニュー」を5つ考案してくれた。
【アボカド・トマト・めかぶのサラダ】
「カリウムが豊富なアボカドに、カリウム+水溶性食物繊維を含むトマト+メカブで排塩に。市販のメカブやモズク酢は、そのままドレッシング代わりになり、海藻が簡単に食べられます」(今井さん)
【ほうれん草と切り干し大根のナムル】
「ほうれん草はカリウムを多く含みます。切り干し大根は、生の大根より食物繊維が水溶性・不溶性ともに2倍になります。
どちらもゆでて合わせてナムルでいただきます。ミネラル豊富なごまを仕上げにかけるのもいいです」