ビューティ情報『飛散ピークを前に知っておきたい「花粉症薬と相性のよくない薬&食材」』

2023年3月16日 06:00

飛散ピークを前に知っておきたい「花粉症薬と相性のよくない薬&食材」

飛散ピークを前に知っておきたい「花粉症薬と相性のよくない薬&食材」


今年も本格的に花粉が舞う季節が到来。環境省によれば、今年のスギ花粉の飛散量は全国各地で“過去10年で最大レベル”とされている。ピークを前に、花粉症に悩まされる人にとっては戦々恐々の日々が続くことになりそうだ。ドラッグストアなどで買える市販薬に頼る人も多いが、どんな薬を服用するに当たっても頭に入れておきたいのが、その効果と副作用に関すること。

「花粉症薬は、アレルギー性疾患治療薬ともいわれます。花粉症は、花粉が鼻やのどなどの粘膜に付着することによって体内でヒスタミンが放出されて、くしゃみ、鼻水、目や皮膚のかゆみ、頭痛などのアレルギー反応が生じるもの。これらの症状を抑えるのに使われるのが抗ヒスタミン薬です。第一世代、第二世代と大きく分けて2種類があります」

こう話すのは、銀座よしえクリニックの井上肇先生(聖マリアンナ医科大学客員教授)だ。


「昔から使われている第一世代抗ヒスタミン薬には、ジフェンヒドラミン塩酸塩やクロルフェニラミンマレイン酸塩などがあります。安全性が高く、アレルギー反応に高い効果を発揮するので重宝されているのですが、いっぽうで中枢神経に働きかけるため睡眠鎮静作用が強く、眠気を誘発したり、抗コリン作用による口の渇きや胸やけ、便秘・下痢・排尿障害などの副作用を伴う点がネックでした。

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