2023年3月20日 06:00
85歳現役料理研究家が伝授「今が旬! 元気になれる よもぎレシピ4」
大きく成長したものは食べられません」
ギザギザした葉全体にうぶ毛が生えていて、さわやかないい香りがほかの野草と見分けるポイント。犬の散歩道や排気ガスの多い道路沿い、駐車場、農薬を使っている畑の近くでは摘まないこと。山の中や河原で摘むのがよいが、なかなか行けない人は根ごと持ち帰って家で栽培する手も。繁殖力が旺盛なので簡単に育てられる。
また、旬の時季に百貨店や地域の直売所などで販売されることも。似た野草も多いので、見分ける自信がない人は購入しよう。
「生ではなく、あく抜きをしてから食べてください」
あく抜きの方法はよもぎの大きさ次第だ。7cmまでの小さいものなら塩ゆでして水洗いすればOK。
だが大きくなるほど、塩ゆで後に水にさらしたり醬油で洗ったり、追加の工程が必要になる。
「旬の早い時期に5~6cmのものをたくさん摘んで。あく抜きしてからラップに包んで冷凍すれば、半年ほど保存できます」
若杉ばあちゃんに簡単なよもぎ料理を紹介してもらった。
「でき上がりの味はご飯のおともに最適な濃いめになっています」
よもぎ料理で不調を吹き飛ばそう!
■野草の効能をそのままいただく「よもぎの醬油炒め」