カニたまは最強の若返り食!コレステロール×たんぱく質で筋力アップ
そのうえ、食物繊維とビタミンC以外の人間の体にとって必要な栄養素がすべて含まれる『スーパーフード』です」
以前、「卵は1日1個まで」といわれたが……。
「今では例外はあるものの、体内にたまったコレステロール量と卵には絶対的な相関はないとされています」
50代などテストステロンが減少する前からコレステロールを適切に摂取することで、テストステロンの減少時期を遅らせたり、減少速度をゆるめたりできるという。
「卵にはコロナ禍などで大切な免疫力を高める亜鉛も豊富です。亜鉛は皮膚や髪などを若々しく保ち、物忘れや認知症などの予防効果もあります。卵には若さの源が詰まっているといえるでしょう」(平澤先生)
■食事でしっかり栄養補給し、運動も大事に
ウチカラクリニック院長で『怖いけど面白い予防医学』(世界文化社)の著者、森勇磨先生も「老化予防にはタンパク質の摂取が大切だ」と言う。
「老化予防を意識して、できるだけ筋肉量を維持することが、介護や寝たきりのリスクを遠ざけます」(森先生)
筋肉量は20代をピークに、毎年1%ずつ減少するといわれる。それを抑えるためには、体重1キログラムあたり1グラムのタンパク質、たとえば体重50キログラムの人なら毎日50グラムのタンパク質を取るとよいそう。