ビューティ情報『現役医師が教える不眠症教室 – 病院に行ったほうがいい症状と様々な睡眠薬』

現役医師が教える不眠症教室 – 病院に行ったほうがいい症状と様々な睡眠薬

  • ゾルピデム(マイスリー)
  • ゾピクロン(アモバン)
  • エスゾピクロン(ルネスタ)など
非ベンゾジアゼピン系の薬の副作用

  • 依存しやすい
  • 起きた際の疲労感
  • 寝ている間の記憶がなくなる
#3.メラトニン受容体作動薬
メラトニンはトリプトファンというアミノ酸から派生してできる物質であり、脳の松果体という部分から分泌されています。メラトニンは入眠をコントロールするホルモンと言われており、昼(日の光を浴びると)には血中濃度が少なくなり、夜になると増えます。また、既日リズムを調整するホルモンなので、それらの作用を用いて不眠治療薬として使用されています。

  • 入眠補助
  • 副作用が少ない
  • せん妄予防も可能(未だ研究中)
  • 夜間頻尿の防止
  • 自然な睡眠に戻してくれる
メラトニン受容体作動薬の商品名(日本名)

  • ラメルテオン(ロゼレム)
メラトニン受容体作動薬の副作用

  • 中止した後の不眠
  • 頭痛
  • 効果が他の睡眠薬に比べて弱い
禁忌(絶対に止めてほしいこと) •持病で肝機能障害がある人 •抗うつ薬のフルボキサミンとの併用(商品名ルボックス、デプロメール) 併用すると、血中のメラトニン濃度が著しく上昇してしまいます。

#4.オレキシン受容体拮抗薬
オレキシンとは脳を覚醒させるときに使われる物質です。

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