朝起きられない原因と対策 – 目覚めスッキリを実現するには?【現役医師が教える不眠症教室】
その自律神経の
バランスが崩れると、朝起きるときにも中々副交感神経から交感神経に交代せず体が活動してくれません。
6.ストレス
自律神経の働きとも密接な関係があり、ストレスが溜まると自律神経のバランスを壊してしまいます。そのため、夜は眠ることができず、朝は起きられないという問題が出てきてしまいます。
この他にも、病気や慢性の持病などがある場合にはその病気のために朝が起きられない場合があります。
7.貧血
女性は生理や妊娠により貧血状態になりやすいです。貧血とは血液中に含まれている酸素の量が少なくなる現象です。そのため、低血圧と同じように全身に酸素が十分に行き渡らず脳や筋肉が十分に動かせなくなります。
★可能性のある病気
では、朝が起きられなくなる病気とはどのようなものがあるのでしょうか?病気の可能性がある場合、朝起きられない以外の症状(熱、体重減少、頭痛、痛み、寝汗など)も同時に起こることが殆どの場合は起こります。
そのため、ここでは朝起きられないこととその他の症状も一緒に紹介します。
1.低血圧症
原因のところでも上がりましたが、全身に巡っている血液の量が少ないために酸素が行き渡らず脳が覚醒しないとともに筋肉も動きが鈍くなり朝起きにくくなります。