世界のキッチンに健康の知恵 やさしい睡眠を誘う「大人の食事」とは?
昼食に出かけて、暑い炎天下から快適なオフィスに戻って「さあ仕事」のはずが……どうしようもなく眠い!ってことはありませんでしたか?
ランチのメニューで何をどんな風に食べたかということも考慮すべきではありますが、実はこれは、体温の「上がって下がる」現象によると考えられます。このメカニズムをうまく応用すれば、心地よい眠りにつけるのではないでしょうか?
今夜はおうちでビビンバ!
体感温度を上手に「上げ下げ」するための工夫として、食事特に夕食のメニューに、唐辛子などの調味料を使った一品を加えると効果が期待できます。
唐辛子は、カプサイシンという成分を含んでいます。たとえば、韓国料理のキムチやコチュジャン(唐辛子味噌)などを使った焼肉やチゲ、ビビンバや、中華料理のマーボー豆腐やエビチリなどなじみのあるメニューが私たちの体温管理に威力を発揮してくれます。
そこで、今夜のメニューはどうしようかなとお悩みの方、冷蔵庫に眠っているコチュジャンを使っておうちビビンバはいかがでしょう。もやしやにんじん、ほうれん草など余った野菜を茹でて活用。
これまた残った薄切り肉をごま油で炒め焼肉のたれでからめて、あとはご飯のうえに彩りよく盛り付けるだけ。