低血圧を運動習慣で改善!オススメのエクササイズと注意点
低血圧の方の多くは、血圧を下げる働きをする副交感神経のほうが、血圧を上げる働きのある交感神経よりも強く働く状態になっています。
■朝、目覚めがすっきりしないのは?
例えば、寝ているときは体が休息モードなので副交感神経がより強く働きますが、朝目が覚めたときは、体を活動モードにするために交感神経が強く働く状態に切り替える必要があります。
この切り替えがスムーズに行われないと、血圧が低い状態が続いてしまい、めまいがしたり、「午前中は気分がのらない…」なんてことが起きたりしてしまうのです。
■立ちくらみが起こるのはなぜ?
また、寝たり座ったりした体勢から、急に起き上がったり立ち上がったりすると、立ちくらみが起こることがありますね。
これも、本来であれば自律神経が血圧を正常に保つように働いて脳への血流量が確保されるのですが、自律神経が乱れている場合にはこの機能が働きにくくなり、一時的に血圧が低下してしまうのです。その結果、脳への血流量が不足し、めまいが起こるというわけです。
主に自律神経のバランスの乱れが原因となっている低血圧は、食事や睡眠などの生活習慣を整えたり、適度に運動したりすることによって、症状の改善を期待することができます。