便利な今こそフィジカルに感じたい。イソップの店舗の魅力と今季のおすすめアイテム
を使用した陳列棚に、ブルーの床、そして豪奢で優美なゴールドのシンク。「クラシック音楽のようにエレガントで優美な、時にアヴァンギャルドで彫刻的な」店舗は、古き良き中之島の歴史を伝えています。
イソップ 銀座店前店舗の靴屋への愛と敬意が溢れる
歴史と伝統ある銀座の街に構えるイソップの店舗は、高級で豪奢かと思いきや、あたたかさ溢れるレンガの作り。スキーマ建設計画の長坂常氏が手がけた店舗は、イソップになる以前の店舗であり昭和49年から続いた靴屋のMilano Shoesに敬意を払ったという。レンガが特徴だったMilano Shoesの既存のレンガのファサードを残しながら、内装のデザインもレンガ造りを継承した。中と外のギャップを埋めることで「通りから入りやすく、いつでもお客さまをお迎えする感じ」にしたという。銅製のシンクに、レンガとツガ材の什器、そして訪れたときに見ていただきたいのが、トイレ。靴置きに使用されたトレーをソープ置きに再利用している、前店舗への細やかな敬意が垣間見えます。
イソップ 東京店昭和とモダンが融合した空間
2016年に、東京を象徴する旗艦店として「東京店」