同じドレスを3回着ても印象が毎回違う「キャサリン妃」着回し術
■オーソドックスな3つのパターン
キャサリン妃のワードローブは、シンプルでわかりやすいことが信条。基本は無地が多いものの、まったく柄物を着ないわけではないのだそうです。
ただし彼女が着る服は、見事なほど完全に3つのパターンに集約されているのだとか。
それは花柄、チェック、ドット(水玉)という古典的な柄。つまりは誰にでもわかりやすい定番柄を選ぶことにより、親近感を演出しているというわけです。
しかしそうはいっても、それぞれにキャサリン妃流の法則があるのだと著者は分析しています。
花柄は、英国らしさを感じさせるマルチカラーの小花柄。大きな花柄はインパクトがありすぎて派手に見えるので、避けているようだといいます。
チェックは、黒と緑のブラックウォッチ系のように同系色でまとめたもの。色を使っても、白とグレー、白とイエローなど、せいぜい2色。
ドットは、白と黒の組み合わせのように、ドットのなかでもさらに誰でも似合うモノトーン系。極端に大きなドットはないそうです。
つまり、「個性の強い柄は着ない」というスタンスが徹底しているということです。
■同じドレスを着ても小物で変化を!
しかもキャサリン妃は、同じドレスを3回も着てしまう、堂々たる「着まわしプリンセス」