1セットでもOK!ウォーキング効果が高まる2つのエクササイズ
膝が伸びきる位置、完全に立ち上がった位置を100として少し曲がっている90の位置まで立ち上がります。
椅子に腰かけた状態を0として、それより少し腰を浮かせた10の位置まで椅子に腰かけるつもりでお尻が椅子に着く手前までゆっくりしゃがみましょう。
・運動範囲90 → 10 → 90で1回
・はじめはゆっくり1セット10回
手は、腰においておくと納まりがよいです。
動きに慣れてきたら、肘を曲げ交互に腕を振りスクワットすると回数をこなしやすくなります。また、コツがつかめてきたら少しずつセット数を増やしていきましょう。
■スクワットをちょい足しするメリット
(1)基礎代謝が増える
スクワットには太ももの筋肉・大腿四頭筋やお尻・殿筋を鍛える効果があります。
大腿四頭筋は体のなかでもいちばん大きく力のある筋肉であるため、鍛えることによって脂肪を燃焼しやすい体になるのです。ウォーキングをされている方は、より脂肪を燃焼させられるようになります。
(2)膝痛の予防になる
人の膝は軟骨が摩擦をやわらげ、靭帯や筋肉が関節にかかる負担、衝撃を軽減しています。
しかし運動不足やO脚・X脚、肥満などで膝関節が不安定になると、骨と骨が接触したりして痛むことが……。