2023年7月5日 23:10
その発想はなかった! 子なし夫婦が赤ちゃんから学んだ肌トラブルの解決法とは?
と後輩から冗談混じりに指摘され、保湿剤を勧められた夫はすぐさま行動に移したのでした。
保湿は肌のバリア機能を高める?
後輩の子どもは、当時生後8カ月。毎日お風呂上がりや食後に、子どもの体や顔へ保湿剤をたっぷりと塗りたくるのだとか。乳幼児は小さな傷や湿疹が出ても強い薬が使えないため、医者からは「とにかく保湿をしてください」とのこと。
続けて「保湿剤を塗ると皮膚のバリア機能が強化されます。大抵の傷や湿疹であれば、保湿して自然治癒力を上げることで治りますよ」とも言われたそうです。
後で調べてわかったのですが、赤ちゃんと大人の皮膚の作りは同じでありながら、赤ちゃんの皮膚は大人の皮膚の半分ほどの厚みしかないのだそう。水分の保持機能や外からの刺激をブロックして皮膚を保護する役割を持つ角質層が薄ければ、その分皮膚への刺激に対して抵抗力が弱い状態になります。
すると「アトピー性皮膚炎」などの皮膚疾患にかかりやすくなるそう 。同じように、大人も加齢と共に皮膚の皮脂量が減っていくため、乾燥肌になりやすいそうです。
乾燥肌は悪化すると「皮脂欠乏性湿疹」などを発症し、肌のかゆみで眠れなくなる場合もあります。