やめたらニオイ気になりません!【歯科医師が解説】口臭につながる「NG習慣」と予防法
もちろん、製品に記載されている使用量や回数を守って使用すれば、アルコール配合でも問題はありません。
NG2.舌を磨かない、または磨ぎすぎる
永田さん口臭のもとになる物質は口の中のVSC(揮発性硫黄化合物)という物質。その主な発生源は舌苔(ぜったい)という舌の表面につく白い苔状のものだといわれます。
舌苔のケアは市販の舌ブラシで軽くこする程度で十分なのですが、口臭を気にするあまり力を入れてブラッシングしてしまう人もいます。こすりすぎは舌の表面を傷つけてしまい、口臭が悪化することもあるので注意しましょう。
NG3.水分不足
永田さん唾液は健康な成人であれば、1日に1〜1.5リットル分泌されます。唾液の99.5%は水分なので、体内の水分が足りないと分泌に影響してしまいます。
水分摂取が追いつかず、口の中が乾燥してしまうとネバネバ唾液が分泌されやすくなって口臭も発生しやすくなります。
水分は1日に1〜1.5リットルを目安に飲用しましょう。
NG4.糖分をダラダラと摂る
永田さん糖分は口の中の細菌のエサとなるため、口の中に糖分が残った状態だと、ネバネバ唾液を生成しやすくなります。糖分の量や摂る回数が増えれば、当然、そのリスクは高まるわけです。