快眠のカギは深部体温! プロ直伝「冷房つけても寝苦しい夜」安眠のコツ
もちろん、グッズを用意せずに、両手を使って揉みほぐすのでもOK。特に、毎日のマスク装着で凝りやすい耳周りを中心に行ってみてください。
4.濡れタオルで拭いたり、直接冷やす
お風呂やマッサージなどでケアはしたけど、なんだか頭が重かったり、考えごとで頭がいっぱいになっている場合は、直接頭を冷やすのもいいでしょう。おでこに直接貼れる冷却シートや、枕の上に乗せる薄いシートなどもおすすめです。保冷剤は、直接お肌に触れさせると皮膚が冷えすぎてしまいますので、タオルで巻いてご使用ください。
本来寝る前は、手足はポカポカとなる必要があります。そのおかげで、深部体温が放熱しやすくなるのですが、睡眠リズムが崩れてしまった時などは、足先が熱くなりすぎて寝苦しく感じることがあります。その場合は、濡れたタオルで足全体を湿らせてみてください。
気化熱といって、水分の蒸発過程で熱を奪ってくれます。
5.日中の体温を上昇させておく
日中のケアも大切です。日中は活動的に行動して体温を上昇させておくことで、その反動で夜体温が下がりやすくなります。テレワークなどで1日中ずっと家の中にいる予定のときも、仕事前にコーヒーを買いに外に出たり、スーパーへの買い出しの際に早歩きをしながら向かったりと、できる範囲で日中の活動量を増やしましょう。