快眠のカギは深部体温! プロ直伝「冷房つけても寝苦しい夜」安眠のコツ
6.温度や湿度の調整も行う
ここまで深部体温のコントロールをご紹介してきましたが、寝室の温度や湿度が睡眠に適した状態でなければ、適切に深部体温が下がっていきません。
睡眠に適した温度は26度、湿度は50%台です。温度においては、個人差はありますので、目安にしてみてください。
ただ、重要なことは、エアコンのリモコン設定ではなく、実際の温湿度計を確認することです。リモコンで設定した温度と実際の室温はイコールではないことも多いからです。
安くてもいいので温湿度計を寝室に1つご用意ください。
暑いと体を冷やすことばかりに目がいきがちですが、体の内側の温度を考慮することで、効率よく、就寝に適した体温になりやすくなります。ぜひ、お試しください。
眠りとお風呂の専門家
小林麻利子
同志社大学卒業、京都市出身。SleepLIVE株式会社代表取締役社長。生活習慣改善サロンFlura主催。公認心理師。科学的根拠のあるデータや研究を元に、睡眠と入浴を中心とした生活習慣を見直すことで、自律神経を改善していく指導が人気。約2,000名以上もの悩みを解決し、テレビや雑誌など、多くのメディアで活躍中。