やめて正解! プロが実際に詰め込んで失敗した「引き出しのNG収納」
キッチンやリビングチェストの引き出し収納。閉めてしまうと一見スッキリしているようですが、開けてみると「イマイチわかりにくい」「いざというときに探し物が多い」など、実は使い方に悩んでいる人も多いのではないでしょうか?使用頻度や目的別に配置を工夫することで、引き出し収納の整理整頓はグンとしやすくなります。そこで今回は整理収納アドバイザーである筆者が、失敗しやすいカトラリーと薬の引き出し収納のNG例と、工夫のポイントをご紹介します。
NG収納1.アイテムを“カテゴリーごと”にまとめる
カトラリーの引き出し収納の中には、スプーンやフォーク、箸、箸おきなど、たくさんの種類が収められています。
突然ですが、家のスプーンの数が何本あるか、すぐにわかりますか?ティースプーン、デザートスプーン、スープスプーン、テーブルスプーン、子ども用スプーン、木製のスプーンなど、スプーンだけでもさまざまな種類や大きさがあり、量の多さに驚く人もいるでしょう。それらをそれぞれ家族分の数を揃えて置くとなると大変です。
「スプーン」というカテゴリーでまとめて一つのスペースに置いておくだけでは、いざ使うときにガチャガチャと掘り出しながら探すことになり、とても手間がかかってしまいますよね。