快眠できて体調が良くなる! プロ直伝「梅雨前の今するべき」毎日習慣
6.お風呂には入浴剤を必ず入れること
気温や湿度が上がってくると、どうしても乾燥対策が怠りがちなのですが、6月とは言え、エアコンをつけている建物も多く、肌表面はべたつくのに、実は乾燥していることも多いです
(皮膚なので深部ではなく浅いところです。皮脂が出てべたついているのに乾燥している状態で、触った感じは潤っているようでも脂があるだけで水分量が少ない状態です)。そんなときに、塩素が入ったお風呂に浸かることで、乾燥しやすくなったり、かゆみを感じたりとお肌に違和感が出てくることも多いです。対策は、何らかの入浴剤を入れることです。浸透圧の関係で、お風呂のお湯は皮膚の方に入り込み、保湿因子などを外へ流出させてしまいます。それを防ぐために、お湯の中に入浴剤などを溶け込ませて浸透圧を調整すると、皮膚に水が入りづらくなって、乾燥肌を防ぐことが可能です。
お湯の水温を低めにセットして、炭酸ガス系の入浴剤を入れたり、薬湯の入浴剤を入れて温熱作用を高めるのもよいでしょう。血流がよくなればそれだけ保湿力も上がることがわかっていますし、お湯の量が多ければ水圧が体にかかるのでむくみ予防にもつながります。
毎日シャワーの方は、ぜひお風呂に浸かる習慣も取り入れていきましょう。