快眠できて体調が良くなる! プロ直伝「梅雨前の今するべき」毎日習慣
7.睡眠の質を高めよう!
最後はやはり睡眠の質です。良質な睡眠を得ることで、自律神経を整えることができますので、雨天が増える梅雨の時期に入る前に、眠りの質を高めて、自律神経を整えていきましょう。
方法は2つ。深部体温のコントロールと、寝る前のリラックスです。深部体温は、内臓や脳といった体の内側の温度を指すのですが、眠りの質が悪い方は、日中あまり高くならず、夜もあまり下がらないということがわかっています。眠りの質を高めるためには、深部体温が最も高い19時頃に軽く運動をして深部体温を上昇させ、寝る前にもお風呂に浸かって、放熱を促してあげることが大切です。
そして、汗が引いてからベッドに入りますが、ベッドの上では具体的にリラックスすることが大切です。ダラダラではなく、「うっとり」という言葉が適切かと感じます。
スマホを見ながらゴロゴロすることはダラダラ、でも、アロマを嗅ぎながらストレッチをしたり深呼吸するのはダラダラよりも「うっとり」に感覚的に近いのではないでしょうか?
あくびが出たり、手足がぽかぽかしてきたら、副交感神経が刺激された証拠。深部体温と自律神経のケアを行うことで、眠りの質がぐっと上がり、自律神経が整い、体内時計が整って、適切に深部体温が変動する、体にとってとてもいい状態になります。