お酒を楽しんでも翌朝スッキリ! 翌日に響かないお酒の飲みかた
暑い夏に、冷たいビールを飲んだりと、お酒を飲む機会が増えたかたも多いのではないでしょうか?お酒を飲むと出てくる悩みが「朝の寝起きの悪さ」。翌日が休日ならまだしも、仕事ならその日1日をダメにしてしまうなんてことも…。ということで、今回は、睡眠の個人指導を長年行ってきている、眠りとお風呂の専門家、公認心理師のSleepLIVE(株)代表の小林麻利子さんに対策を伺いました。
お酒を飲む時、どう楽しむかをジャッジしよう!
まずは、今日のお酒は、自分を制御するかしないかをご判断ください。
例えば、お誕生日でパーッと楽しくいきたい!と思うなら、「制御しない」でOK。肌荒れは嫌だし、体調を悪くしたくない…と思うなら、やはりここは「制御する」を選択です。これは飲む場でジャッジするのではなく、できればまだ太陽が高い時間帯で、理性的に判断できる時に、「今日の私はどうしたいのか」を決めておきましょう。
まずは、制御して飲むという場合について紹介します。
制御してお酒を飲むのを楽しむ場合
お酒を飲み終わる時間ではなく、お風呂から上がる時間を決めます。そのために、まずは翌日の起床時刻を確認します。朝食を食べられて、朝ゆっくりと過ごすための起床時刻は何時ですか?
その時間から逆算して、睡眠時間をだいたい7時間とすると、就寝時刻は何時になりますか?その時間が決まったら、その1時間前に入浴終了時刻となります。