エコバッグはちゃんと洗って! 食中毒予防のために「やってはいけないこと」4つ
まな板の除菌を忘れる
肉や魚を切った後のまな板は、表面の小さな傷に菌が入り込みやすく、汚れや菌が十分に洗いきれていないと、食中毒の原因になる可能性があります。
筆者宅のまな板の手入れは、以下の3つを心掛けています。
・プラスチック製まな板と包丁を、野菜用と肉魚用の2種類用意
(肉魚用まな板は年1回買い替え。去年使用した野菜用を、今年の肉魚用にスライドして使用)
・野菜用のまな板は、夏場にはキッチンハイターで週2回除菌
・肉魚用のまな板は、使うたびに毎回除菌
木製まな板の場合は、ハイターなどの塩素系漂白剤が使用できないため、アルコールスプレーや熱湯をかけてこまめに除菌しておきましょう。
また、まな板の除菌の前にしっかりと汚れを落としておくことも重要なポイントです!肉や魚を切った直後に熱湯をかけると、タンパク質が固まって、汚れが落ちにくくなってしまうことも。台所洗剤で十分に洗ってから、まな板の素材に合った除菌方法を試してみてくださいね。
細菌性食中毒の予防三原則は、「つけない」「増やさない」「やっつける」です(※2)。食材に菌が付着するのを防いで温度管理したり、手洗いや調理器具などの洗浄、消毒、除菌をこまめに行うことで、キッチンでの食中毒のリスクを軽減できます。