保存の仕方を少し変えるだけでOK!【管理栄養士監修】食材別「野菜を長持ちさせるコツ」
野菜をまとめて購入したら、いつのまにか傷んでしまっていた…という経験はありませんか?野菜にはそれぞれ適した保存方法があるため、日頃よく使う野菜の「保存のポイント」を押さえておくと、無駄なくおいしく食べられます。今回は、家庭でよく使われる野菜や今が旬の野菜を「長持ちさせるコツ」をご紹介します。
じゃがいも
じゃがいもにはさまざまな品種があり、スーパーでよく売られているのはホクホクした食感が特徴の「男爵」や煮崩れしにくい「メークイン」などです。
じゃがいもを自宅で保存するときに気を付けることは、光に当てないこと。光に当てられ続けると、えぐみが強くなるといわれています。常温で保存するなら新聞紙に包み、通気性の良いカゴやネットに入れて、光が当たらない涼しいところで保存を。5℃くらいの冷暗所であれば長く保存できるでしょう。
また、じゃがいもがたくさんある場合には、保存するときにりんごを一緒に入れておくと、りんごの成分によりじゃがいもの発芽防止になるとされています。
キャベツ
春を感じる野菜の一つであるキャベツは、カットされた断面から傷みやすいため、丸ごと購入するのがおすすめです。購入後は早めに芯の部分をくりぬき、そこに水を含ませたキッチンペーパーを詰めて、ラップに包むかポリ袋に入れて野菜室で保存しましょう。