生理休暇を言いにくい…【産婦人科医監修】仕事中に「月経痛がツラい」ときの対処法
が、生理休暇は女性労働者であれば誰でも請求できるもの。
しかしながら、令和2年に行われた厚生労働省の調査によると、生理休暇の取得率は1%を切っているのが現状だそう(※3)。
女性の社会進出が進む一方で、労働環境における女性特有の健康問題も数多く存在します。そのひとつが月経にまつわる問題なのですが、人によっては周囲の人になかなか言い出しにくい側面もあるようです。
月経痛が辛いときは「休みたい」と意思表示してもいい
出勤できないほど月経痛が辛い場合、まずは相談しやすい先輩や上司に休みたい旨を伝えてみましょう。生理休暇は1日単位で取得しなくても、半日または時間単位で取得可能です(※1)。
たとえば「出勤したけれど、やっぱり勤務を継続するのが難しい」という場合は、午後から休むこともできます。一度出勤したからといって、定時まで頑張る必要はありません。
どうしても辛いときは、無理をせず先輩や上司に伝えるようにしましょう。
辛い月経痛、自分でできる対処法は?
月経痛が辛い場合は、ギリギリまで我慢するのではなく、より快適に月経期間を過ごせる工夫をしてみましょう。
あまりにも痛みが強すぎると、月経期間中は痛みのケアについて考える余裕がないかもしれません。