自律神経が乱れてるかも!【女医が解説】「春に起こりやすい体調不良」の特徴と対策
4.花粉症
花粉症の原因としてよく知られているスギやヒノキ科などは、春先にピークを迎えることが知られています。
花粉症は、花粉が原因となってアレルギー症状を起こすものです。花粉に対して人間の体が起こす免疫反応であり、鼻水やくしゃみ、鼻づまりなどの症状が起こります。
そのほかにも、のどや皮膚のかゆみ、熱っぽくなるなども起こりやすく、過剰な免疫反応は自律神経を乱す原因にも繋がります。
自律神経と不調の関係性って?
自律神経には体を活動的にする交感神経とリラックスさせる副交感神経があり、この二つがバランスよく働くことによって、体の状態が維持されているといわれています。
ところが、この自律神経は自分の意思ではコントロールできず、ちょっとしたストレスでもバランスが乱れてしまいがちに。そのため、先ほど挙げたような体調不良の原因が重なりやすい春には、自律神経のバランスが乱れて不調を感じる方が多くいらっしゃいます。
自律神経が乱れることで体に起こる不調とは?
自律神経が乱れると、めまい、息切れ、肩こり、しびれ、痛み、不眠、頭痛、だるさといった症状がみられる場合があります。
もちろん、これらは自律神経の乱れ以外の病気によっても起こりうる症状なので、気になる場合や症状が長引く、悪化するような場合はしっかり医師の診察を受け、診断してもらうことが大切です。