自律神経が乱れてるかも!【女医が解説】「春に起こりやすい体調不良」の特徴と対策
自律神経の整え方
自律神経を整えるためには、ストレスを避けて良くない生活習慣を見直すことが重要です。それでは、具体的にどんなことに気をつけたらよいのかをみていきましょう。
また、慢性的なストレスがあると、ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されるといわれています。このストレスホルモンを抑えるために大切なのは、運動と睡眠です。
運動でストレスを緩和
運動をすると、ストレスホルモンであるコルチゾールを、作用の弱いコルチゾンに代謝する働きが高まるとされます。これにより、ストレスによる体への影響を和らげることが期待できるのです。
ウォーキングや体操、サイクリングやジョギングなど、自分が取り組みやすい運動を行ってみましょう。適度な運動を取り入れることは、睡眠の質の向上にも繋がります。
質の良い睡眠をとる
睡眠も、ストレスホルモンを抑えるためにとても重要です。睡眠不足だと、ストレスホルモンが増えてしまうといわれています。
必要な睡眠時間には個人差がありますが、おおむね7~8時間程度は確保するのが望ましいでしょう。ただ、睡眠時間さえ確保すれば良いというわけではなく、睡眠の質を高めることも重要です。