自分の手で“食中毒菌”を広げているかも… 管理栄養士監修【食中毒予防のコツ】
買い物する際や調理の準備中、調理後に注意すべき食中毒予防のためのポイントをチェックしてみましょう。
買い物のときは、食材の温度が上がらない工夫を
食材を購入する際、生鮮食品は新鮮なものを選びましょう。要冷蔵・要冷凍の食品であれば、買い物をしたあとできるだけ早く帰宅して冷蔵庫へ入れることが望ましいです。保冷剤や保冷バッグなどもうまく活用しましょう。
調理のときはこまめに手洗いを
手には雑菌がつきやすいため、調理前にはハンドソープを使ってよく洗い、菌を食材につけないように気を付けてください。調理中も、特に肉・魚・玉子を扱ったあとはこまめに手洗いをすることが大切です。
食材にしっかり火を通す
加熱が必要な調理をする場合は、中までしっかり火を通しましょう。75℃で1分間以上加熱するのが目安です(※2)。
しっかり加熱すれば、熱に弱い食中毒菌はほぼ殺菌することができるとされています。
生野菜は、流水でしっかり洗う
生野菜にも食中毒菌がついている可能性があります。生で食べるときは特に、流水でしっかりと洗ってから食べましょう。体調がよくない場合や抵抗力が弱っている人は生鮮食品の生食は避け、加熱した食品を摂取することが望ましいです。