なんだかずっとダルい、頭が痛い…【女医監修】秋の体調不良の「特徴と対策」
また、日照時間が短くなることで睡眠が浅くなると、疲れが十分とれず、これも肩こりを悪化させることが考えられますね。
3.だるさ
だるいことを医学的には倦怠感といいますが、倦怠感は様々な病気のサインでもありうる症状で、考えられる原因は幅広いです。気象病の症状としてもだるさを感じる場合があります。また、晴れの日でも日照時間が短くなる季節や、秋の長雨の最中などは朝もあまり明るくならず、すっきり目が覚めにくくて眠気が残りがち。セロトニンも減少しやすく、抑うつが強まってしまい、それがだるさとして感じられる場合もあるでしょう。
しっかり休息を取って心身を整えよう
今回ご紹介したような症状は、気象病以外でも起こりうるものです。そのため、まずは内科で精査して、異常がないかどうかをチェックしてみましょう。気象病が原因と考えられる場合は、自律神経が整うような生活を工夫してみてください。
大切なのは、生活リズムを整え、適度に運動し、良質な睡眠をとることです。無理せず休息をとることも意識してくださいね。
【参考】
※1 厚生労働省.e-ヘルスネット セロトニン
※2 厚生労働省.e-ヘルスネット メラトニン
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筆者情報
ママ女医ちえこ(産婦人科医)