月経痛が酷くなるかも…【婦人科医が解説】月経中に避けたい「NG食事」
月経中は失血と急速なホルモン変化が同時に起こるため、体調的にも感情的にも不安定になりやすい時期です。また、月経痛の悩みをかかえる女性も多いはず。そこで今回は、産婦人科専門医の筆者が、月経中のNG行動について解説していきます。
月経中に避けるべき食べ物はある?
月経のある女性は月経周期の中で、急激な女性ホルモンの変化が起こります。ホルモンの変化によって、月経前には精神的に不安定になる人も。また、月経中は出血があること、人によっては月経痛があることなどによって、身体だけでなく精神的にも負担が大きい時期。そのような時期に追い打ちをかけて症状を悪化させるような飲食物を摂るのは、できるだけ避けたいところです。
1.甘いもの・スイーツ
月経中の不調がある方は、甘い果物やスイーツは控えたほうがいいかもしれません。
糖分の多い食物は血糖値を短期的に上昇させるため、一時的には満足感が得られるものの、時間がたつと血糖値が一気に下がってしまいます。その影響で眠気やイライラ、だるさなどが現れることもあるのです。
そもそも月経前後はこのような症状が起こりやすいのですが、甘いものやスイーツを食べることでさらに追い打ちをかける恐れがあります。