まずは2か所だけでOK! 片付けのプロ直伝「部屋が散らかる人が最初にやるべきこと」
しかし、必ずしも「要不要の2択」だけで即決しなくても大丈夫です。一旦保留にするものがあったとしても、「今必要なものは何か」を知ることが大切です。
「不要なもの探し」にフォーカスするのではなく、「今必要なもの、大切にしているもの」を見つめなおすことで、自分にとってどんな暮らしが快適なのかを改めて考えるきっかけにもなります。
3.不要なものを「どうやって手放すか」を決めておく
いざ片付け始めても、「まだ使えそう」「他の人が使うかも」など、ものを手に取るたびに立ち止まってしまうことも少なくありません。
- 粗大ごみ?不燃ごみ?捨て方がわからない……
- 次のゴミの日はいつだっけ?
- 一旦保留にしておきたいけれど、どこに置いておこう?
と、不要なものの扱いにもいちいち悩んでいると、片付けがなかなか進まなくなってしまいます。捨てるタイミングや捨て方をたびたび悩んで手が止まってしまわないよう、捨てる手順や保留にしておくマイルールを先に考えておきましょう。
以下のように捨てるための次の行動をあらかじめ決めておくと、「必要なものを選び取ること」に意識を集中できます。
もう不要だと思ったもの
- 今すぐゴミ袋に入れる
- 粗大ごみの日を調べて、すぐに依頼する
- 分別法を調べて、次のゴミの日にすぐ出せる状態にする
不要だと思うけど迷うもの
- ゴミ袋や紙袋など、他の場所に移動して保留にする…とりあえずとっておこうと、元の場所に戻さない
- 保留期間を決める…1か月~半年以内に判断すると決めておく
- “メルカリに出すBOX”にいれる…BOXがいっぱいになったら、メルカリに出す
これからの暮らしに必要なものを使いやすく戻しやすい収納にすることが、片付けをするうえでとても大切な目的です。