冬にやりがち…シワが増える人のNG習慣【医師監修】肌が乾燥しない食事も紹介!
食事からも乾燥肌対策を
ーー宇井さんによれば、乾燥肌を改善するためには、正しいスキンケアに加え、規則正しい生活や適度な運動、栄養バランスの取れた食生活といったインナーケアも必要とのこと。そこで、食事でできる対策を教えていただきました。
宇井さん食事から摂る栄養素は肌の状態に大きな影響を及ぼすため、なるべく偏りなく栄養を摂りましょう。
肌の細胞が生まれ変わるサイクルである肌のターンオーバーが正常におこなわれるために必要な栄養素として、タンパク質、ビタミンB2、ビタミン6は意識して摂取することをおすすめします。
ビタミンB2
レバーやうなぎ、肉、魚、アーモンドなどに多く含まれる。
宇井さんビタミンB2は皮膚や髪、爪の細胞の再生や保護に関係している成分です。加えて脂質代謝を助けるので、過剰な皮脂分泌を抑制することで毛穴の開きやニキビ、肌荒れの予防にも効果的です。
ビタミンB6
牛、豚、鶏肉、レバーやマグロをはじめとした魚の赤身や、ひまわりの種やピーナッツなどの種実類に多く含まれる。
宇井さんビタミンB6の代表的な働きはタンパク質、脂質、炭水化物の代謝です。それに加えて皮脂の分泌をコントロールする役割も担っているので、肌の健康には欠かせない栄養素です。