尿漏れやぽっこりお腹の予防に! 骨盤底筋を鍛える「簡単習慣」
まずは日々の生活の中で、骨盤を床に対してまっすぐ立てるよう意識しましょう。ポイントは肛門を真下に向ける意識です。
とはいえ、骨盤が傾いた姿勢が定着している人は、骨盤周りの動きが悪く、骨盤を立てる姿勢が辛いはず。その場合は、毎日の隙間時間を利用して、股関節を回すのがおすすめです。方法は、両脚を適度な広さに広げて、脚の付け根から横に円を描くように回すだけ。腰回りの筋肉がほぐれて、骨盤が立ちやすくなりますよ。骨盤を本来の正しい位置に整えることはポッコリお腹の改善にも効果が期待できます。
ポッコリお腹にも! 骨盤を整え弾力を取り戻すトレーニング
©上村由夏
1.仰向けに寝ます。
2.両膝と足先をウエスト幅程度に開き膝を曲げ脚を立てます。
3.両腕は体側におろしましょう。
4.骨盤を少し丸める意識で背中と腰を床にぴったりくっつけます。
©上村由夏
5.息を吸いながら腰が浮かないように注意し、両脚を天井方向に伸ばしながら両腕を頭上へ。
6.自然に下腹に力が入るのを確かめましょう。
©上村由夏
7.息を吐きながら両腕と脚を下ろし、足の裏が床に下りたら、お尻を持ち上げます。
8.膝が開きすぎないよう注意しながら、太もも、お腹、肋骨のラインがまっすぐになるところまで持ち上げます。