熱が下がった後もツラい…【女医監修】「体調不良が長引く人」の特徴と対策
なんだか疲れやすい、ずっと咳が続いている…。体調不良が長引く原因は様々です。風邪を例に取れば、「熱は下がったのに咳だけ治らない」といった症状に悩まされることもあるでしょう。この記事では、体調不良や感染症が長引く人の特徴、原因、そして改善のためのアドバイスを女医の筆者がお伝えします。
体調不良が長引く理由とは
風邪は、主にウイルスの感染によって引き起こされるもの。体内に侵入したウイルスは、免疫系によって攻撃される過程で、炎症を引き起こします。この炎症が、咳や鼻水などの症状を生じさせるんですね。
一度風邪にかかったら、なかなか治りが悪いという方がいらっしゃるでしょう。
たとえば熱が下がった後も咳が残る場合、これは炎症が完全には治まっていなかったり、のどや気管が受けたダメージが回復しきれていないことなどが原因と考えられます。
免疫系は、体を病原体から守るために非常に重要な役割を果たしています。免疫が機能していれば、風邪にはかからない、あるいはかかったとしても軽症ですむことが多いです。
しかし、寝不足や栄養不足、ストレスなどによって免疫力が低下していると、風邪を引きやすくなったり、風邪がなかなか治らないということがあります。