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細胞の遺伝子解析を通して、ドラゴンリーフ細胞液(ドラゴンエクソソーム)はTLR2を介した免疫調節作用を有し、育毛、スキンケアなどの効果を有することを確認北海道科学大学薬学部薬理学研究室の若命浩二教授と、植物由来のエクソソーム原料および商品の開発・販売を手がける株式会社ジャパン・オーガニック・イールド(J.O.Y.東京都文京区代表取締役丹藤信平(たんとうしんぺい)は、3月28日に福岡で開催された日本薬学会において、J.O.Y.が販売するドラゴンリーフ細胞液(LDEx)が、細胞毒性を有さず、免疫調節作用と毛包細胞に対する育毛、皮膚バリア、抗シワ、保湿などの効果を有することを発表いたしました。北海道科学大学薬学部公式サイト: J.O.Y.公式サイト: 日本薬学会第145年回: 研究発表の概要タイトル:ドラゴンリーフより抽出された細胞外小胞は免疫、育毛関連の遺伝子発現を調節する■細胞毒性試験マウス由来マクロファージRAW264.7細胞とヒト由来毛包ケラチノサイトを用いて、ドラゴンリーフ細胞液を添加して24時間後の吸光度を測定。結果、10倍から50,000倍までのどの希釈溶液においても、RAW細胞、毛包ケラチノサイトいずれに対しても細胞毒性を有しないことを検証いたしました。■RAW細胞と毛包ケラチノサイトにおける遺伝子発現解析マウス由来マクロファージRAW264.7細胞とヒト由来毛包ケラチノサイトを用いて、ドラゴンリーフ細胞液を添加した後にTotal RNAを抽出し、RT-PCR法により遺伝子発現解析を行いました。その結果、RAW細胞においてはTLR2(Toll-like receptor II)、IL-1β(Interleukin I beta)、IL-6(Interleukin VI)が有意に誘導され、iNOS(Inducible nitric oxide synthase (nitric oxdie synthase 2))が抑制されました。これによりドラゴンリーフ細胞液はTLR2といった受容体を介して免疫調節作用を有することが推測されます。また毛包ケラチノサイトでは、17型コラーゲンα1、HAS2(Hyaluronan Synthase II)、OCLN(Occluding)、AQP3(Aquaporin III)遺伝子が誘導されたことから、育毛、皮膚バリア、抗シワ、保湿などの効果を発現することが期待されます。■ドラゴンリーフ細胞液「ドラゴンリーフ細胞液(化粧品成分表示名称:セレニセレウスコスタリセンシス葉/茎エキス、INCI名:Selenicereus Costaricensis Leaf/Stem Extract)」は、奄美群島徳之島原産のドラゴンフルーツ葉茎を原料とし、特殊技術を用いて植物の細胞壁の中に含まれている細胞液を取り出した植物エクソソーム様小胞体入りの100%植物由来原料です。ドラゴンリーフ細胞液の原料となっているドラゴンフルーツ葉茎は鹿児島県奄美群島産です。奄美群島は固有の動植物が多く、植物が豊かに生育する土壌です。ドラゴンフルーツ葉茎は、ドラゴンフルーツ収穫後に残った葉茎を原料としていますが、この葉茎はこれまで有効活用されることなく廃棄対象となっていた農業残渣でした。J.O.Y.はドラゴンフルーツ葉茎中の植物細胞液を世界ではじめて商品化し、優れた特長を明らかにし化粧品原料として開発しました。アンチエイジング抗老化作用(エラスターゼ阻害作用)およびヒアルロン酸とコラーゲン産生効果が検証されており、またモニターテストの結果、「肌のキメが整った」「肌が引き締まった」「肌にはり、ツヤが出てきた」「皮膚の乾燥が防げた」「乾燥による小ジワが目立たなくなった」といった評価・感想をいただきました。ドラゴンフルーツ葉茎ドラゴンフルーツ■株式会社ジャパン・オーガニック・イールド(J.O.Y.)会社概要J.O.Y.は「ボタニカル革命」ビジョンを通して、農業残渣や未利用植物資源を有効活用しながら高付加価値の健康・美容・生活用品やその原料を提供しアップサイクルな社会の実現に寄与します。ドラゴンリーフ細胞液は農業残渣であるドラゴンフルーツ葉茎を活用することで付加価値を持った化粧品・美容・健康食品原料となります。弊社は今後も未利用植物資源の活用を主とした付加価値の高い商品および原料の開発を進め、オーガニックでサステナブルな社会の実現に貢献して参ります。【問い合わせ先】株式会社ジャパン・オーガニック・イールド電話:03-5340-7440 FAX:03-4243-2970メールアドレス: admin@joy-mbr.jp ホームページ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2025年03月31日年齢を重ねるにつれ、節々にちょっとした不調を感じる毎日……。そんなアラサーにおすすめなのがヨーグルト!実はヨーグルトには美肌作りや免疫力維持、ダイエットなど、アラサーにとってうれしい効果がたくさんあるんです。一般社団法人日本乳業協会は、2025年1月15日(水)より、ヨーグルトを食生活に取り入れることを促す「私らしくヨーグルト発見プロジェクト」を始動。今回は同日に行われたプロジェクト発表会に参加し、ヨーグルトを食べることで得られるさまざまなメリットについて学んできました。また、発表会では俳優の川栄李奈さん、本田望結さん、お笑い芸人の藤本敏史さんが登壇。腸と免疫研究の第一人者である國澤純先生とのトークセッションも行われました。國澤先生おすすめのヨーグルトのいただき方もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!■今、ヨーグルトが再注目されている!その理由とは?国民の5人に1人が後期高齢者という「超高齢化社会」に突入した2025年。健康寿命の延伸が重視される中、健康維持に欠かせない栄養素を摂取できるヨーグルトや乳製品に、今改めて注目が集まっています。“ヨーグルトは腸内環境を良くする「腸活」にぴったりな食材”ということは広く知られていますが、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。國澤先生によると、「お腹の中にはさまざまな免疫細胞が動いており、腸内環境を良くすることで、体や心のあらゆる健康につながってくる」のだとか。腸内環境を良くするには、腸が動くためのエネルギーとなる『短鎖脂肪酸』が必要となりますが、その短鎖脂肪酸をつくるために必要なのが乳酸菌とビフィズス菌。ヨーグルトには乳酸菌とビフィズス菌が豊富に含まれているため、「腸活」にぴったりな食材といわれているんだそうです。さらに、ヨーグルトにはダイエットにうれしい効果も!國澤先生によると、アメリカの研究では発酵食品を毎日しっかり摂る人はBMIが低くなったり、メタボが改善したりといった効果があることが明らかになっているのだとか。これは耳寄りな情報過ぎる……!■1日にどのくらい食べるべき?とはいえ、いくら健康に良いヨーグルトでも食べすぎは厳禁。発表会後半ではクイズを交えたトークセッションも行われ、國澤先生がヨーグルトを食べる頻度やヨーグルトの選び方などを伝授しました。國澤先生によると、ヨーグルトは適量を毎日継続的に食べることが大切なのだそう。腸内に菌が留まるのは3日~2週間ほどなので、「小分けパック(100~200g)1個くらいを継続的に食べるのがいい」と話していました。なお腸内細菌にはいろいろな種類があり、腸活のためにはいろいろな種類のヨーグルトを食べるのがいいのだとか。「最近は『脂肪を減らす』『血圧を下げる』とか、気になる文言が書いてあるヨーグルトを選んでいる」と話す藤本さんに対し、「機能性表示を参考にしつつ、体調や目的に合わせて“菌”で選ぶことが重要です」と、ヨーグルトの選び方の正解を発表。藤本さんのように、気になるお悩みにアプローチしてくれるものを選ぶのが良いと教えてくれました。■美肌を目指すなら、食べ方もポイントに!美肌を目指すにはヨーグルトの「ホエイ」も食べるのがおすすめ!ホエイとは、ヨーグルトの上に溜まっている水のような液体のこと。ホエイにはタンパク質やアミノ酸、ビタミンやミネラルも豊富に含まれており、捨ててしまうのはとってももったいないんだそうです。國澤先生によると、肌荒れの原因の一つは免疫細胞の暴走なのだとか。腸内環境を整えることが体の免疫力の維持や美肌作りにつながると話していました。■國澤先生おすすめのヨーグルトレシピは?トークセッションの後は、國澤先生おすすめの3種類のヨーグルトが登場。本田さんはオートミールとアマニ油がかかった「お正月食べすぎリセットヨーグルト」を、川栄さんはみかん、いちご、バナナが入った「フルーツ入りビタミンたっぷりヨーグルト」を、そして藤本さんは「白玉入り和風ヨーグルト」を試食。ヨーグルト&白玉&あんこという意外な組み合わせに「本当に合うんですか?」と戸惑っていた藤本さんですが、「合う!ヨーグルトの酸味とあんこの甘みがすごく合う。すごくおいしかった」と完食していました。白玉がない時はお正月に余ったお餅でも代用可能なそうなので、試してみようと思います……!ちなみに本田さんがいただいたオートミールは、短鎖脂肪酸の材料となる食物繊維が豊富に摂れるおすすめ食材なのだとか。よく混ぜて食べることで、サクッとした食感とヨーグルトとなじんできたあとのしっとりした食感の両方を楽しむことができ、食べ応えもアップ。朝食にもおすすめの組み合わせです。■今年はヨーグルトで腸から健康維持を!最後にMCから発表会の感想と今年の抱負を尋ねられると、本田さんは「ヨーグルトのことをたくさん知れてもっと好きになりました!今年の抱負はヨーグルトを食べない日を作らないようにしたい」と1日1ヨーグルト宣言。川栄さんは「風邪を引きやすいので、いろいろな食べ方でヨーグルトを食べたい」、藤本さんは「もっとヨーグルトを食べて、もっときれいになりたい!」と会場の笑いを誘いました。健康に良いと聞いていたヨーグルトですが、こんなにもたくさんのメリットがあるのかと学びになった本発表会。筆者もアラサーになり、なんだか不調を感じる日が多くなってきたような気がするので、今年は1日1ヨーグルトで腸活&健康維持を頑張りたい……!みなさんも日々の食生活にヨーグルトを取り入れて、内側から健康を目指してみませんか?(取材・文:仲野もも)
2025年01月21日毎年のように「今年の夏は暑い」と言われていますが、今年の猛暑はさらに一段と厳しいですね。そんななかで心配になるのが、この夏を元気に過ごせるかどうか。熱中症はもちろんのこと、新型コロナや手足口病をはじめとした感染症、クーラーからくる冷えや夏バテなどなど、様々な体調リスクにさらされている“2024年の日本の夏”になってしまっています。キリン「げんきな免疫プロジェクト」の調べによると、夏の体調管理に関しては、みなさん、かなり頭を悩ませているという実態が分かりましたのでご紹介しましょう。なかなかうまくできない「夏の体調管理」調査結果によると、全国の20~60代の男女600人のうち、約8割が「夏の体調管理は十分にできていると思う」と自信をのぞかせる一方で、7割以上は夏風邪や夏バテなどの体調不良を経験したことがあるそう。また、夏の間に体調不良になる平均回数も4.3回にものぼることが分かりました。ひと夏をずっと健康なままで過ごし続けるのは、かなり難しいようですね。さらに約9割の人が「水分補給や紫外線対策などの夏特有の対策だけでは体調管理は足りないと思う」とも回答したそうです。たしかに、夏の体調管理と言えば「水分補給、紫外線対策」など、その日に受けるダメージを対処するケアがすぐに思い浮かびます。しかしながら、実は、本当に気をつけたいのは、この厳しい日々が継続的に続くことで、実は少しずつ免疫が削られていっているという猛暑による長期的なダメージ。実際、この調査でも約7割が「夏の季節は“免疫ケア”が足りていないと感じる」とも回答したそうです。免疫ケアと言えば冬を思い浮かべがちですが、夏も欠かさずに行っていくべきだったのですね。酷暑を乗り越えるコツは毎日の免疫ケアにあり!そんななか、キリンは「免疫ケアで毎日を元気に 猛暑の5都市での新対策プロジェクト」を発足。猛暑のなかでも頑張る方々を「キリン おいしい免疫ケア」でサポートしていく、という取り組みをスタートさせました。先日、熊谷駅ビル「アズ熊谷」で「免疫ケアで毎日を元気に 猛暑の5都市での新対策プロジェクト発表会」が開催。発表会では、キリンが「アズ熊谷」のスタッフを対象に「キリン おいしい免疫ケア」を8月末までの間、全スタッフに対し1日1本提供し続けてサポートをしていくことが宣言され、提供セレモニーも開催されました。キリンビバレッジ ブランドマネージャーの松岡氏も「今年の夏は水分補給や塩分補給だけでなく、『キリン おいしい免疫ケア』で体を内側からサポートしたいと思っております。免疫ケアも国民の健康習慣の一つにしていきたいと考えています」と夏の免疫ケアに対する大切さを語っていました。このプロジェクトは他にも、暑さで著名な浜松市、四万十市、多治見市、山形市の所定団体に対しても実施。8月末までの期間中「キリンおいしい免疫ケア」を1日1本提供し続けていくそうです。夏休みや帰省、楽しいイベントも盛りだくさんな夏。せっかくですから体調を崩すことなく私たちも、思いっきり楽しんで過ごしたいものです。今年の体調管理は免疫ケアにも気をつけて毎日元気に過ごすよう努めてみませんか。
2024年07月26日舌下免疫療法は噂では聞いたことあるような…という認識だったんですが、お医者さまから提案されるものであって患者から希望できるとは知らず…ネットで体験談を読んだりしました。調べていると、適切な年齢やリスクなども書かれていました。悩みましたが、通院して先生に相談してみることに。治療には数年かかるとも教えられ、また副作用もあるそうなので娘の様子は見守ろうと思います。そして少しでも効果が出ることを祈るばかりです。この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年01月18日ダイエットや健康にと、マラソンを楽しむ人が増えています。老若男女誰でも自分のペースで挑戦しやすいため、パートナーや彼氏と一緒に楽しんでいる人も多いのではないでしょうか。キリンビバレッジ株式会社は、順天堂大学(学長 新井一)の陸上競技部 長距離ブロック(以下、「順天堂大学 男子駅伝チーム」)と、選手やスタッフの体調管理を支援する、チームサポート契約を2023年12月13日(水)に締結しました。一般ランナーも要注目の、サポート内容をご紹介します。“免疫ケア”で日々の健康をサポートキリンホールディングス株式会社(社長 磯崎功典)と順天堂大学は、運動時の免疫状態における「プラズマ乳酸菌」の効果について2014年9月から共同研究を行い、研究発表会や学会発表を行ってきました。その後は、免疫領域にとどまらず、腸内細菌や認知機能などの多岐にわたる分野での共同取り組みを進めてきました。今回、順天堂大学との共同取り組みを背景に、「順天堂大学 男子駅伝チーム」の活躍を祈念し、チームサポート契約を締結。選手やスタッフに“免疫ケア”の大切さを伝えながら、日々の体調管理を支援していきます。チームサポート契約の概要●契約期間2023年12月13日(水)~2024年12月12日(木)※契約終了期間は変更になる場合があります。●サポート内容・「キリン おいしい免疫ケア」100ml・ペットボトルの提供・”免疫ケア”に関する講義やレクチャー・”免疫ケア”を通じた、日々の健康管理へのアドバイスなど※サポート内容は変更になる場合があります。●「キリン おいしい免疫ケア」について<中味>・「プラズマ乳酸菌」1,000億個を配合しました。・満足感のある飲みごたえがありながらも、ほどよい甘さと酸味でさわやかな味わいです。<パッケージ>・「おいしい免疫ケア」の文字を大きく記載し、なめらかな曲線と水色・白ベースの色合いでヨーグルトテイストのさわやかなおいしさを表現したデザインに仕上げました。【機能性表示食品】<届出表示>本品には、プラズマ乳酸菌(L. lactis strain Plasma)が含まれます。プラズマ乳酸菌はpDC(プラズマサイトイド樹状細胞)に働きかけ、健康な人の免疫機能の維持に役立つことが報告されています。・食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。・本品は、国の許可を受けたものではありません。・本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。※出典:プレスリリース
2023年12月25日免疫対策のために日常的に摂っているものについてのアンケート気温が下がり、何かとせわしくなる年末。忙しさに宴会などのウイルス感染機会も増えてしまうため気を付けたいのが免疫対策。2023年11月に全国の20代~60代の男女1000人を対象に実施したインターネット調査によると、免疫対策のために日常的に摂っているものとして、「ヨーグルト・チーズ」という発酵乳製品が440人、納豆が413人と4割を超えていました。次いで卵(279人)、大豆製品(263人)、緑黄色野菜(243人)、きのこ類(237人)、味噌・漬け物などの発酵食品(230人)が2割を超えていました。肉類(198人)、魚介類(194人)といった動物性の食品も、2割に満たないながら摂取をこころがけている人がいるようです。全体としては、約7割弱の人が食生活において何らかの免疫対策を意識していることがうかがえます。【調査概要】調査名称:免疫対策のために日常的に摂っているものについてのアンケート調査機関:Freeasy調査対象:全国の20代~40代の男女1000人(年齢・性別均等割付)調査方法: Webアンケート調査日:2023年11月8日〜2023年11月9日常に風邪やインフルエンザのリスクと隣合わせの冬の食生活。東京慈恵会医科大学附属病院 栄養部 部長の管理栄養士である濱 裕宣先生によると、ちょっとした食品選びや調理法で、実はより効果的な免疫対策になるそう。冬の食事の免疫対策、“どっちが正解?”を濱先生に伺います。【監修】管理栄養士濱裕宣先生管理栄養士濱裕宣先生東京慈恵会医科大学附属病院 栄養部 部長『その調理、9割の栄養捨ててます!』や、レシピ本『慈恵大学病院のおいしい大麦レシピ』など多数の栄養、健康レシピ本にかかわる。日常生活のなかで活かせる健康と栄養バランスを大事にし、日ごろから患者の立場に立った食生活の向上指導にあたっている。お鍋編冬の定番のお鍋。メインの具材はお肉?魚介類?どっちがよりベター?A:おすすめは・・・魚介類!野菜とメインの肉や魚がたっぷり摂れて、身体も温めてくれるお鍋は、栄養バランス満点の理想のメニューですが、免疫対策としておすすめのメインの食材は甲乙つけがたいながらも魚介類がよりおすすめ。免疫細胞も細胞のため、基本はたんぱく質でできているので、もちろんお肉も魚介類もたんぱく質源という観点ではおすすめですが、免疫対策を意識すると、免疫対策に有効なタウリンが豊富な牡蠣やビタミンDが豊富な鮭が免疫対策にはよりおすすめ。肉であれば、ビタミンB6が豊富な豚肉がおすすめです。魚介類イメージお鍋で注目!の栄養素●タウリン今が旬の牡蠣や、イカ・タコ・魚など魚介類に豊富なタウリンは、免疫アップのためにぜひ意識してほしい栄養素です。魚介類には亜鉛も豊富なので、粘膜を強くしてくれ、ウイルスの侵入予防にもつながります。野菜は抗酸化作用を発揮してくれるビタミンA・C・E(ビタミンエース)がとれるにんじん・ほうれん草・トマトをたっぷり摂るのが理想的。●ビタミンD鮭、いわし、しらす、ツナやしいたけ、きくらげに含まれる栄養素。免疫細胞は骨髄で作られますが、ビタミンDは、カルシウムが吸収をサポートし、骨を強くすることにも関与していますし、さまざまな調査で、免疫細胞を元気にしてくれることが裏付けられています。ウイルスや病原菌が来てしまった際の過剰な免疫反応も抑えることがわかっています。●サポニン免疫機能をつかさどるリンパ球の1種であるナチュラルキラー細胞を活性化してくれるといわれるサポニンが摂れるゴボウや豆腐(大豆食品)を加えるとより免疫対策に。●鉄赤血球の中にあるヘモグロビンに含まれ、全身に酸素を送り届けるためには不可欠な栄養素です。鉄分が不足すると貧血になってしまい、免疫細胞への酸素や栄養の運搬も手薄になってしまうため、免疫低下につながる恐れがあります。ほうれん草・小松菜などをたっぷりと摂るのがおすすめです。●水溶性食物繊維のβ-グルカンお鍋の締めのおすすめは、大麦ごはん。大麦は水溶性食物繊維のβ-グルカンをたっぷり含みますが、これが腸内環境を整えてくれます。腸内には免疫細胞が多数集まっているので、腸内環境の整備が免疫細胞の活性化につながります。大麦だけで食べにくいという人は、3:7で大麦:お米、というふうに混ぜてみては?同じくβ-グルカンの一種であるパラミロンという食物繊維を含むユーグレナパウダーを出汁に入れるのもおすすめ。サラダ編毎日のサラダのトマト、ミニトマトと大玉トマト、どっちが正解?A:正解は、ミニトマト!ミニトマトの栄養価は実は大玉トマトよりも優れています。ビタミンB群、ビタミンC、カリウム、食物繊維は約1.5~2倍、リコピンは約3倍といわれます。そして免疫対策的にも注目したい、抗酸化作用をもつトマトサポニンも3~5倍多く含まれているのです。調理するときも、糖度が高いのでより濃いトマトソースになります。サラダイメージサラダで注目!の栄養素●スルフォラファン抗酸化作用や抗がん作用があるといわれる成分。植物の新芽(スプラウト)に多く含まれます。ブロッコリースプラウトを毎日のサラダに添えるのを習慣にしては?●ルテオリンセロリに含まれるポリフェノールのルテオリンには高い抗炎症作用があるといわれています。そのほか多くのポリフェノールが含まれるセロリ、実は、切ることでポリフェノール量が30%アップし、抗酸化作用も4倍以上になるといわれます。ただし、切って時間が経つとビタミンCなどが減ってしまうので、切ったらすぐにいただきましょう。炒め物編Q:魚介類の炒め物、カレー粉かバター、どちらで炒めるとより免疫対策になる?A:カレー粉イカ、エビ、牡蠣などの魚介類に含まれる免疫対策になる栄養素タウリンは肝機能も強化してくれますが、カレーの香辛料であるターメリックに含まれるポリフェノール「クルクミン」にも肝機能を強化するはたらきがあり、あわせるとより肝機能を活性化させ、肝臓の解毒作用を活発にしてくれる可能性があります。イカは薄皮をそのままにして炒めると、タウリンもコラーゲンも逃さず食べることができます。炒め物イメージ炒め物で注目!の栄養素●炒め物にもってこいのβ-カロテン、ビタミンD・E・Kβ-カロテンは粘膜強化に役立つ成分。β-カロテンは生で食べると吸収率8%程度ですが、加熱すると吸収率が2倍以上になります。油と相性がよく吸収率は70%までに上昇。β-カロテン豊富なにんじんはぜひ、油いためで食べましょう。免疫維持に役立つといわれるビタミンD(きくらげ、干し椎茸などに豊富)、血管の酸化などを防ぐことで血行維持をサポートしてくれるビタミンE(卵などに豊富)●放置すると増える!?ビタミンC風邪予防のための栄養の代表格であるビタミンC。野菜炒めでよく使われるにんじんにも豊富に含まれていますが、実はにんじんの食べ方にもコツがあります。にんじんは切ってから1~2日置いたほうが、ビタミンCが増加することがわかっているのです。また、上下の先端を切り落としてしまいがちですが、ビタミンC量の順番は、多い順に下の先端約3~4cm部分、上から約2cmの部分、下から約4~6.5cm部分の下部、中央部となっているので、端から端までいただくのがおすすめ。薬味編Q:薬味で添えるショウガは生のまま使う?加熱して使う?A:加熱して使う!ただし、100℃以下で。ショウガの栄養素「ジンゲロール」を加熱すると「ショウガオール」に。その威力は30倍にも!?生姜に含まれるジンゲロールは白血球の数を増やし、免疫機能を活性化します。気管支炎などを引き起こす細菌を攻撃してくれるとも言われます。ショウガオールはジンゲロールを加熱したり乾燥させたりするとできる成分で、そのパワーはジンゲロールの30倍ともいわれます。血行を促進し、免疫細胞も活発にしてくれます。ただし、100℃を超えてしまうと働きを失ってしまうので、90℃くらいのオーブンで1時間ほどローストしてカラカラになるまで乾燥させる、を数回繰り返したものをスープに切って使うのがおすすめ。ショウガイメージ薬味で注目!の栄養素●ネギオール・フルクタン薬味の代表選手、長ネギに含まれるネギオールという成分には、抗菌・抗ウイルス作用があります。また、同じくネギの緑の部分に含まれるフルクタンという糖がインフルエンザ予防に効果があると言われています。●アルファピネンミョウガに含まれるアルファピネンという精油成分には、消化促進、血流改善や免疫力向上の効果が期待できます。【大正製薬レター】濱先生監修_免疫にいい食生活.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月13日“免疫ケア”の新作2アイテム誕生株式会社マツキヨココカラ&カンパニーのオリジナルヘルスケアブランド「matsukiyo LAB(マツキヨラボ)」より、“免疫ケアシリーズ”の新商品「matsukiyo LAB 免疫ケア 大人用粉ミルク」(税込2,138円)が2023年10月11日に発売された。また、同シリーズからは「matsukiyo LAB 免疫ケア マルチビタミンゼリー」(税込138円)も2023年11月11日に発売される。免疫ケアが気になる人に!“matsukiyo LAB 免疫ケアシリーズ”は、キリンホールディングス株式会社が独自開発した「プラズマ乳酸菌」配合で、健康な人の免疫機能の維持をサポートする商品を展開している。今回新たに仲間入りするのは2商品。まずは、1食当たりに1,000億個の「プラズマ乳酸菌」を配合した「大人用粉ミルク」だ。同商品は豊富なタンパク質とカルシウムに加え、11種のビタミンと4種のミネラルが配合されている。水に溶かして牛乳代わりに飲んだり、コーヒーやヨーグルトなどのドリンクに混ぜたりして気軽に摂取できる。片手でサッと栄養補給一方「マルチビタミンゼリー」は、同じく1,000億個の「プラズマ乳酸菌」を配合したパウチタイプのゼリー食品。爽やかなグレープフルーツ味で、場所を問わず免疫ケアとビタミン摂取ができる。いずれも全国のマツモトキヨシグループ、ココカラファイングループ店舗、および公式オンラインストアで購入可能だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース
2023年10月23日2023年5月に新型コロナウイルスが5類に引き下げられ、感染症対策は個人に委ねられることになりました。それを踏まえて、サッカーの現場で具体的にどうしたらいいか、悩んでいる指導者や保護者、お子さんも多いのではないでしょうか。そこで今回は、JFA医学委員会スポーツ救命部会の部会員で、東京オリンピックサッカー男子日本代表チームドクター、いわきFCのチームドクターとしても活動する福島理文先生(順天堂大学 循環器内科准教授)に、「育成年代のサッカー現場におけるコロナ対策」について、話をうかがいました。どこまで対策すべきなのか? 疑問を抱えている保護者、指導者、選手のみなさんは、ぜひ参考にしてみてください。(取材・文鈴木智之)<<関連記事:2021年配信新型コロナだけじゃない!風邪、インフルなどウィルスから子どもを守るための正しい感染症対策-日常生活編-サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■運動時のマスク着用は熱中症のリスクが高まり危険新型コロナウイルス対策として、真っ先に思い浮かぶのが「マスクの着用」です。2023年3月13日、厚生労働省はマスクの着用を「個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断が基本となる」と発表しました。さらに、5月の新型コロナウイルス5類引き下げ以降、屋内でのマスク着用に関して「推奨」から「任意」に切り替える企業や団体が増加しています。上記の様なことから、暑さが本格化する7月以降、マスクをしない人がさらに増えることが予想されます。福島先生は「暑い時期にマスクをして運動すると、顔周辺に熱がこもり、かつ呼吸もしづらくなるため、熱中症のリスクが高まります」と見解を述べます。熱中症対策の観点からすると、サッカーのプレー中にマスクをする必要はないと考えられます。「ただし、スポーツ活動においては他者との距離が密接なことも多いので、一人が感染すると周囲に広がる可能性が高いです。そのため、熱がある、喉が痛い、咳が出るといった症状のある人は無理に参加せず、周囲への感染を防ぐためにスポーツ活動は控えましょう」さらに、こう続けます。「換気や手洗い、うがいなど、コロナ禍以前にもしていた感染症対策は継続すべきと思いますが、常時マスクの着用や黙食などは、そこまで神経質にならなくてもいいと思います。私自身、病院の中ではマスクをしますが、ドクターとしてベンチに入るときはマスクをません。もちろん飛沫から感染するリスクはありますが、日頃の体調管理をきちんとしていれば、感染リスクを減らすことが出来ると思います」サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは■飲み物の管理、ビブスの使いまわしはどうなる?これまでサッカーの現場では、飲み物の管理やビブスの着回しなど、意識的に対策を行ってきました。新型コロナウイルスの5類以降の取り組みついて、福島先生は「飲み物は直接口をつけるものなので、個人のものを用意したほうがいいですが、ビブスの着回しは神経質にならなくてもいいと思います」とアドバイスを送ります。サッカー活動中の食事に関しても「飛沫感染には注意が必要ですが、子どもたちにとって食事の場でのコミュニケーションも大切ですからね。ただし風邪気味の子などは、他の人に感染させるリスクがあるので、話をせずに食事をしたほうがいいケースもあります」と話します。子どもの場合、熱がある、具合が悪いといった症状に気づかないことがあるので、周りの大人が注意深く、観察してあげるといいでしょう。■新型コロナ対策関係なく、手洗いは継続その他の感染対策として、手洗いや手指消毒がありますが、「これに関しては続けたほうがいい」と述べます。「サッカーの活動中は手でボールを触ったり、地面に座って手をついたりと、汚れる場面がたくさんあります。とくに子どもは、汚れた手のまま食事をしたり、顔を触ったりといったことがあるので、コロナに関係なく手洗いをしっかり行いましょう」■過剰な対策にはデメリットも大切なのは、意味のある対策をすること。過剰な対策には、デメリットもあるようです。「子どもの場合は、免疫をつけることも大切です。我々が子どもの頃は、外遊びをする中で土や葉っぱなど自然に触れることで、免疫を獲得してきました。そのため、手洗いのしすぎや外出時は常にマスクをするといった行動は、子どもの成長や免疫の獲得、他者とのコミュニケーションを含めた心理的な面を考えると好ましくないかもしれません」また、福島先生は「子どもの場合、体の免疫に関わる病気を持っていなければ、コロナにかかっても高齢者のように重症化する確率は低く、マスクを始めとするコロナ対策を過剰にすることに対して、メリット・デメリットを考えながら判断していきたいですね」と話します。サッカーの現場では、チームや指導者の方針、保護者の意見など、様々な考えがありますが、過剰な対策をしないことも、子どもの心身の健康を考えると大切なことのようです。コロナに関する情報は、日々移り変わっています。積極的に情報を入手し、「いま必要な対策はなにか?」を考え、臨機応変に行動することが必要なのではないでしょうか。状況を把握し、適切に振る舞うのは、サッカーも感染対策も同じ。様々な情報を見たうえで大人たちがきちんと考えたうえで判断を行い、行動することを心がけましょう。サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは
2023年06月27日ふだんの食事も、食材の食べ合わせ次第で、“免疫力強化”“腸内環境改善”といったうれしい効果をアップさせることができるというーー。そんな最強の組み合わせをご紹介!「毎日食べている食材は、食べ合わせによって食材が持つ栄養効果を高めることができます。その結果、免疫力を高めて、終わりの見えない新型コロナの感染を防ぐこともできるのです」こう話すのは、美容・アンチエイジング専門医で予防医学や栄養学にたける「Zetith Beauty Clinic」の副院長・黒田愛美先生。そこで黒田先生に、コロナに負けない“最強の食べ合わせ”を教えてもらった。まずは、ストレートに免疫力をアップしてくれる食べ合わせから。「免疫機能維持に重要なのがビタミンB1です。私はこのビタミンB1を豊富に含む豚肉を、玉ねぎと一緒にしょうが焼きにしてよく食べています。玉ねぎなどに含まれる辛味成分の硫化アリルがビタミンB1の吸収率を高め、免疫力が上がり、スタミナもつきます。そして何よりおいしいんです」(黒田先生・以下同)免疫力が上がる食べ合わせのなかでも注目したい食材が、アンチエイジング効果が高いトマトだ。「抗酸化作用があり免疫力強化の働きをするのが、トマトなどに含まれるリコピンです。油や脂質と一緒に食べると吸収率が上がります。表のオススメメニューとしては、サラダにしやすく、脂質の多いアボカドとの食べ合わせを紹介しましたが、トマトにオリーブオイルをかけるだけでもいいんです。これなら、忙しい朝でも手軽に免疫力を高められますよね」現代人の天敵、ストレスも野放しにしておくと免疫力を減退させる。そこで、紹介するのが「チーズ×鶏ささみ」の食べ合わせ。「“幸せホルモン”とも呼ばれるセロトニンには、精神を安定させてストレスを軽減する作用があります。その原料になるのが、チーズなどの乳製品に含まれるトリプトファン。セロトニン生成には、ビタミンB6も必要なので、これを多く含む鶏ささみと食べると、ストレス解消が促されるのです」免疫力を上げるには、疲労をためないことも大切だという。■疲労を軽減させる食べ合わせとは?「酢のクエン酸には体の老廃物を排出し疲労を軽減させる作用があり、アサリに含まれるミネラルの吸収率も上げて体調を整えます」さらに黒田先生は、「代謝を上げ、体温を上げることも肝要」と話す。「体温を1度上げるとさまざまな免疫細胞が活性化され、免疫の働きは5~6倍まで上がることがわかっています」そこで、代謝アップの“推し食べ合わせ”はというとーー。「ズバリ、『しょうが×にんにく』です。しょうがのジンゲロール、にんにくのアリシンはともに血の巡りをよくしてくれる成分。ダブルの効果で代謝を上げ、体を温めてくれます」そして、腸内環境を整えておくことも免疫機能を高めるために必要不可欠だ。「免疫細胞の7割が集まるといわれるほど、腸は最大の免疫器官です。腸内環境を整えるには、善玉菌が重要。そこでオススメなのが『納豆×ワカメ』。納豆菌には善玉菌を増やす働きがあり、その納豆菌のエサとなる水溶性食物繊維を含むワカメと取ることで効果は倍増。私もよく食べ合わせています」肥満になると免疫力が低下する!ほかにも「発酵性食物繊維にも注目している」として、「キムチ×もち麦」の食べ合わせも推す。「発酵食品であるキムチにも善玉菌が豊富に含まれています。そこに善玉菌のエサになる発酵性食物繊維のもち麦を加えると、腸内環境を改善し、腸を強くします」ストレスや腸内環境のほかにも免疫力低下を招く要因がある。肥満がその一つだというから驚きだ。「肥満の人の場合、内臓脂肪に慢性的に炎症が生じている可能性が高く、免疫力が低下しやすくなるのです。また肥満の人は、高脂血症や高コレステロール血症、糖尿病、高血圧症などを併発していることも多く、それらの疾患も、免疫力低下に加担してしまいます」肥満防止の効果が高い食べ合わせのなかで、とくに黒田先生オススメなのが「ブロッコリー×サケ」。「ブロッコリーに含まれるスルフォラファンは、脂肪を燃焼しエネルギーに変えるミトコンドリアを増やすことが知られています。さらに、ミトコンドリアの燃焼作用を促してくれるのが、サケに含まれるアスタキサンチン。この、『ブロッコリー×サケ』は、肥満対策としては最強の食べ合わせです。味の相性もとてもいいので、ぜひ試してみてください」最後に黒田先生はこうメッセージを残してくれた。「免疫機能にしっかり働いてもらうためには、バランスのいい食事、十分な睡眠、適度な運動、そしてストレスを抱え込まないことが重要です。これらの基本をしっかり実践しながら、食べ合わせを意識すると、新型コロナウイルスだけでなく、ほかの病原体にも負けない、強い体を手にできるはずです」食べ合わせを工夫して、コロナに克つ体づくりをしていこう!
2023年01月12日ホリスティック食育サロンmaricoco(所在地:沖縄県北中城村、代表:屋宜 まり子)は、子育て世帯を対象に、免疫力と食に関する実態調査を実施しました。アンケート調査の結果、免疫力への関心は高く、多くの人が免疫力をアップするために「食生活の改善」に取り組まれていることが浮き彫りになりました。「maricoco式 5歳児と一緒作る免疫力アップ弁当BOOK」を2022年4月30日(土)に、公式LINE「maricoco」にてプレゼントします。URL: maricoco式 5歳児と一緒作る免疫力アップ弁当BOOK プレゼント■調査概要・調査手法:子育て交流会、インターネット調査・調査対象:子育て世帯【図1】<コロナ禍において高い「免疫力」への関心の高まり>■コロナ予防のために「免疫力アップ」を意識した生活を送っている人が8割!【図2】コロナ感染予防のために、免疫力アップを意識した生活を送っていますか?■免疫力を高めるために心がけていることを聞くと、1位「栄養バランスのとれた生活」(81.4%)、2位「十分な睡眠」(62.8%)、3位「適度な運動」(34.9%)という結果でした。【図3】免疫力を高めるために心がけていることは何ですか?■免疫力を高めるために食生活で意識していることを聞くと、1位「発酵食品を食べる」(68.4%)、2位「緑黄食野菜を食べる」(61.8%)、3位「乳製品を食べる」(38.2%)という結果でした。【図4】免疫力を高めために食生活で意識していることはなんですか?■免疫力を高めために積極的に摂取している食材を聞くと、1位「みそ」(65.3%)、2位「納豆」(61.3%)、3位「ヨーグルト」(49.3%)という結果でした。【図5】免疫力を高めために積極的に摂取している食材は?<日頃の「食生活」での取り組み>■お味噌汁はどれくらいの頻度で飲むかを聞くと、88.3%以上の人が「毎日または、週2~3回以上飲む」と回答!【図6】お味噌汁はどれくらいの頻度で飲みますか?■お家でよく作る料理は何かを聞くと、7割以上が「和食」と回答!【図7】お家でよく作る料理は何ですか?■冷蔵庫にいつもある食材・よく使う食材は何かを聞くと、1位「卵」(94.9%)、2位「野菜」(79.6%)、3位「肉類」(74.5%)、4位「ヨーグルト」(49%)という結果でした。【図8】冷蔵庫にいつもある食材・よく使う食材は何ですか?■ご家庭で常備している調味料は何かを聞くと、和食に必要な調味料がベスト5!1位「みそ」(96.9%)、2位「しょうゆ」(98%)、3位「塩」(94.9%)、4位「砂糖」(85.7%)、5位「みりん」(78.6%)【図9】ご家庭で常備している調味料は何ですか?■「テイクアウト」や「デリバリー」はどれくらいの頻度で利用するかを聞くと、63.9%の人が「週1回以上」利用し、89.7%の人が「月1回以上」利用しているという結果でした。【図10】外食(テイクアウトやデリバリー含む)はどれくらいの頻度でされますか?■発酵調味料(塩麹やしょうゆ麹)を使ったことがあるかを聞くと、手作りの発酵調味料や、市販の発酵調味料を使っている人が46.9%、興味はあるけれど使ったことがない人42.9%という結果でした。【図11】発酵調味料(塩麹やしょうゆ麹)を使ったことはありますか?■食事作りをする上での悩みがあるか聞くと、1位「メニューを考えるのが面倒」(66.3%)、2位「メニューのレパートリーが少ない」(53.1%)、3位「料理に時間がかかる」(33.7%)と回答。【図12】食事作りをする上での悩みがあれば教えて下さい。<日ごろの食生活で【免疫力アップを高める】>私たちの体に備わっている自己防御システム(免疫)を整え、これから訪れるウイルスと共存する時代を健康に生き抜くために重要なのは、誰もが備えている免疫システムを正しく働かせることがポイントです。そのためには【栄養バランスのとれた食事】が重要なポイントとなります。しかし、バランスよく食べるということはとても難しいため、ホリスティック食育サロンmaricocoでは、日々の食事から【免疫力を高める】ためのヒントを盛り込んだ【maricoco式 5歳児と一緒作る免疫力アップ弁当BOOK】をプレゼントいたします。5歳児と作る免役力アップのお弁当■「maricoco式 5歳児と一緒作る免疫力アップ弁当BOOK」の概要URL : 公開期間 : 4月30日(土)公式LINE登録者向け一斉配信(無料)対応機種 : LINEアプリが利用できる端末運営・企画: ホリスティック食育サロンmaricoco■会社概要商号 : ホリスティック食育サロンmaricoco代表者: 代表 屋宜 まり子URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】ホリスティック食育サロンmaricocoHP: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月28日免疫力を高めてくれると言われているβグルカンを豊富に含む「キノコ」。最近では、コストコの大人気商品「しいたけチップス」も注目を集めています。コストコで購入できる「DJ&A シイタケマッシュルームクリスプ」は、少ない油で低温調理されている上化学調味料無添加。香辛料、食塩、玉ねぎ、にんにくで味付けされた、たっぷり約840gのしいたけがギュッと詰まっていてとってもお値打ち。袋からそのままお菓子やおつまみに、またスープやサラダに砕いて振りかけても使える万能品なのです。また、しめじやヤマブシタケ、エリンギに山ナメコなど。様々な種類のキノコを薬膳出汁で食べる薬膳キノコ鍋や、キノコしゃぶしゃぶ専門店など、メディアやSNSは今キノコ料理の話題で持ちきりです。そこで今回は、この季節にぴったりのおうちで作れる絶品キノコ鍋のレシピをはじめ、一昨年秋にE・レシピで開催した第一弾「秋のキノコレシピコンテスト」のアイデア溢れる受賞レシピをご紹介します!●早速おうちで作ってみよう!絶品のキノコ鍋レシピ・甘辛味がたまらない!「うまみたっぷり!キノコ鍋」きのこの旨味がたっぷり染み出した、甘辛味のキノコ鍋。いろいろな種類のきのこを入れるとより美味しくなりますよ。お好みで、すりおろしショウガを加えて頂いても◎。体の中から美しくなれちゃうヘルシー鍋です。・味変して二度おいしい「ヘルシーキノコ鍋」こちらは豚肉とキノコの組み合わせの「ヘルシーキノコ鍋」。刻みネギや柑橘類の絞り汁、一味唐辛子など味変を楽しみながら頂いてみてくださいね。●レシピコンテストの素敵な受賞作品をご紹介します!・甘じょっぱキノコ新発見!「フォカッチャのキノコたっぷりピーナッツバター炒めのせ」「秋のキノコレシピコンテスト」優秀賞に輝いた「フォカッチャのキノコたっぷりピーナッツバター炒めのせ」。味付けはピーナッツバターとお醤油のみ。とっても簡単で甘じょっぱいキノコが美味しく、見た目もオシャレ。おもてなしにも喜ばれる素敵なレシピです。・栄養抜群「きのこたっぷりソフトふりかけ」「秋のキノコレシピコンテスト」審査員優秀賞に輝いた「きのこたっぷりソフトふりかけ」。キノコの豊富なビタミン類とシラスのカルシウムで栄養抜群なソフトふりかけは、ご飯にたっぷりのせたい一品です。ごま油が効いてパクパク食べられちゃいますよ。・低カロリーで鉄分豊富「砂肝とシイタケの塩麹炒め」「秋のキノコレシピコンテスト」優秀賞に輝いた「砂肝とシイタケの塩麹炒め」。塩麹で味付けをすることで、さらに旨味がグーンと増したキノコの炒め物は、ガーリックをしっかりきかせることでお酒のおつまみにぴったりの一品になりますよ。砂肝は、低カロリーな上、鉄分豊富なので貧血予防にも役立ちますよ。・白ワインのお供に「白身魚のポワレ~きのこクリームソース~」「秋のキノコレシピコンテスト」審査員優秀賞を受賞した「白身魚のポワレ~きのこクリームソース~」。キノコをたっぷり使ったクリーミーなソースが美味しい一品は、白ワインのお供にぴったりです。パスタに絡めても美味しそうですよね。・火を使わずに一品できる!「きのことウインナーのアヒージョ」「秋のキノコレシピコンテスト」優秀賞を受賞した「きのことウインナーのアヒージョ」。耐熱容器に材料を全て入れて後はトースターに入れるだけ!火を使う事なく作れちゃうのが嬉しいですよね。とっても簡単でとっても美味しいキノコレシピです。・旨味が口いっぱいジュワッ「肉巻きしいたけの梅しそ照り焼き」「秋のキノコレシピコンテスト」優秀賞を受賞した「肉巻きしいたけの梅しそ照り焼き」。石づきを取ったしいたけの真ん中に、梅肉を入れるアイデアはさすがの一言!しいたけの旨味が口いっぱいジュワッと広がる、ご飯にもお酒にも合う一品です。今回ご紹介したキノコ鍋や、素晴らしいキノコ料理の受賞レシピを参考に、栄養価が高く免疫力を高めてくれてヘルシーなキノコをたくさん食べて、風邪やウイルスに負けない体を作っていきましょう。冬は乾燥も気になる季節。お肌の保湿も忘れずに毎日笑顔で過ごしていきましょうね!
2022年01月12日ノエビアグループは、免疫機能と皮膚状態の関係に着目し、表皮の免疫細胞であるランゲルハンス細胞と皮膚老化の関連性について研究を行っています。今回、ランゲルハンス細胞が多い皮膚は、バリア機能が高く、色みが明るいことを見出しました。そこで、ランゲルハンス細胞の生存維持に重要で表皮細胞が産生するタンパク質「RANKL」を増加させる素材の探索を行いました。その結果、伝統的な滋養強壮の生薬である冬虫夏草とルバーブ※が相乗的に「RANKL」を増加させることを発見しました。これにより冬虫夏草とルバーブが「RANKL」を増やし、ランゲルハンス細胞を維持することで、バリア機能を高め、皮膚色を明るくする可能性が示唆されました。皮膚免疫に焦点を当てた研究により、肌の美と健康に対する新たな視点でのアプローチが可能となりました。この研究成果の一部を2021年9月18日~9月20日に開催される「日本生薬学会第67回年会」にて発表いたします。※自社農場「北海道暑寒別岳パイロットファーム」にて有機栽培。シベリアでも生育する生命力の強い植物。【研究背景】<表皮に存在し皮膚免疫を担うランゲルハンス細胞と皮膚状態の関係に着目>皮膚には、外界に存在する病原菌やウイルスなどの外敵から身を守るため、免疫機能が備わっており、体の恒常性を維持する重要な役割を果たしています。表皮に存在するランゲルハンス細胞は病原菌やウイルスを認識し、その情報を伝え排除を促す働きをしており、加齢や紫外線により減少することが知られていますが、細胞数と皮膚状態の関係については十分に明らかにされていませんでした。本研究ではランゲルハンス細胞と皮膚状態の関係を明らかにするとともに、加齢で減少するランゲルハンス細胞を維持し、皮膚のバリア機能及び保湿機能に重要で表皮細胞が産生するタンパク質「RANKL」を増加させる素材の探索を行いました。【参考】免疫と骨の健康に関わるタンパク質「RANKL」が皮膚のバリア機能及び保湿機能を強化することを発見(第6回日本骨免疫学会2021年6月発表) 【研究成果】1. ランゲルハンス細胞は加齢により減少することを確認20代及び50-60代女性の頬部からテープストリッピング法により回収し抽出したタンパク質について解析を行いました。その結果、ランゲルハンス細胞の指標であるランゲリンは20代よりも50-60代の方が少ないことが確認されました。ランゲリンの存在量2. ランゲルハンス細胞が多い皮膚はバリア機能が高く、色みが明るいことを発見50-60代女性を対象に角層中のランゲリンと皮膚状態の相関関係を解析しました。その結果、ランゲリンとバリア機能低下の指標である水分蒸散量及び黄みの指標であるb*値に負の相関が、明るさの指標であるL*値に正の相関が認められました。これにより、ランゲルハンス細胞が多い皮膚はバリア機能が高く、色みが明るいことが示されました。ランゲリンと皮膚状態の相関関係3. 冬虫夏草とルバーブがランゲルハンス細胞を維持するタンパク質「RANKL」の発現を相乗的に増加させることを発見表皮細胞において、ランゲルハンス細胞の維持に重要なタンパク質「RANKL」の発現を増加させる素材を探索した結果、自社農場「北海道暑寒別岳パイロットファーム( )」で有機栽培したルバーブに効果があることが明らかになりました。さらに、ルバーブによる効果は冬虫夏草により相乗的に増加することが明らかになりました。RANKLの発現比率ランゲルハンス細胞が多い皮膚はバリア機能が高く、色みが明るいことを発見しました。また、冬虫夏草及びルバーブがランゲルハンス細胞を維持するタンパク質「RANKL」の発現を相乗的に増加させることも明らかになりました。【今後の展開】今回の研究により皮膚免疫に重要なランゲルハンス細胞の数と皮膚のバリア機能や色みに相関関係があることが明らかになりました。皮膚の免疫機能とバリア機能の低下は、将来的なシワ、シミ、たるみなどの老化による肌悩みにもつながります。加齢により減少するランゲルハンス細胞を維持することは老化予防に重要と考えられます。冬虫夏草及びルバーブはランゲルハンス細胞を維持するタンパク質「RANKL」の発現を増加させることから、皮膚の免疫機能とバリア機能、保湿機能を高め、皮膚色を明るくする可能性が示唆されました。今後はこの研究成果を基礎化粧品の開発へ応用する予定です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月17日「近年の健康志向などから消費が拡大し、ブーム到来中の『サバ缶』。動脈硬化や高血圧、糖尿病の改善、筋力維持、免疫力アップなど、たくさんの健康効果が期待できます。しかも、肌や髪を美しく保ち、ダイエット効果もあるなど、女性にうれしい効果が詰まった栄養抜群の万能食材なんですよ」そう教えてくれたのは、イシハラクリニック副院長の石原新菜先生。サバなどの青魚の脂肪には、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)などのオメガ3系脂肪酸が豊富に含まれている。オメガ3系脂肪酸は血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールを減少させ、動脈硬化を予防・改善する働きがある。「DHAは脳や目の網膜などの神経系に多く含まれ、脳神経や視神経の健康維持に効果的。アレルギーやうつ病などの予防・改善も期待でき、そのほかにも多くの健康効果があります。EPAは血栓をできにくくしたり、高脂血症を予防したりするため、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などを予防する働きが。特にサバはアジの3倍ものEPAが含まれています」(石原先生・以下同)特に最近注目されているのは、EPAにGLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)というホルモンを増やす働きがあること。GLP-1は通称「やせホルモン」ともいわれ、血糖値を上昇させるグルカゴンの分泌を抑制して糖質の吸収を緩やかにしたり、脳の満腹中枢に働きかけて過食を防いだりするなど、ダイエットの強い味方に!「サバ缶は低糖質で血糖値の上昇を防ぐので、糖尿病の方の血糖コントロールにも活用したい食材。筋力維持に欠かせない良質なタンパク質も豊富です。缶を開ければ身も骨もそのまま食べられるため、魚の調理で敬遠しがちな手間も面倒くささもありませんよ」そのほかにも、サバ缶は豊富な栄養素に恵まれている。昨今のコロナ禍でも免疫力を向上させることが重視されているが、サバ缶には免疫機能の調整や維持に効果的なビタミンDが含まれる。ビタミンDはカルシウムの吸収を助けるため、骨ごと食べられるサバ缶は骨の健康維持にも大いに役立つ。脂質の代謝を助けるビタミンB2、皮膚の抵抗力を増進するビタミンB6、貧血予防に効果的なビタミンB12など、ビタミンB群も豊富だ。
2021年08月14日わが家の娘は、1歳ごろに「水いぼ」を発症しました。皮膚科を受診して初めて水いぼであることを知りました。背中に広がった水いぼの処置は大変でした……。わが子の水いぼ体験談をお伝えします。 わが子の水いぼの症状最初に発見したのは、3mm程度の光沢のある湿疹でした。ただ、湿疹にしては大きいなと感じていました。よく見ると中央にくぼみがあります。 皮膚科で聞いた話では、くぼみの中にある白い芯のような部分に多くのウイルスが含まれているそうで、掻きむしってしまうとほかの部位に広がってしまうとのこと。医師の言う通りで、娘の場合も放置したことで広がってしまい、10個以上の水いぼができてしまいました。 治療はピンセットでの「摘除(てきじょ)」通院した皮膚科では、水いぼをピンセットで取る「摘除(てきじょ)」という治療をおこないました。 水いぼを摘み取る際には、当然ながら痛みがあります。泣きわめく娘を押さえつけての治療は、見ている側もつらい思いでした。放置した結果、10個以上も増やしてしまったことを悔やんで、自己嫌悪に陥りました。最近では麻酔のテープ剤を使用して、痛みを和らげる方法もあるそうです。 水いぼは取るべき?水いぼは取るべきなのか、皮膚科で聞いたところ、放置しても自然に治ることもあると聞きました。ただ、完治までには長期間かかり、その間にほかの人にうつしてしまうこともあるとのこと。実際に娘の水いぼも夫にうつってしまいました。 また、水いぼを掻き壊してほかの皮膚感染症にかかるリスクもあることを聞き、水いぼが少ないうちに取っておいたほうが安心かもしれないと私は感じました。 娘の水いぼはだんだん良くなっていきましたが、何度か再発することも。再発を防ぐために、タオルの共用をしない、適切なスキンケアをするなど、医師から教わった予防も心がけました。皮膚科に通院する日々が続きましたが、2歳を過ぎたころには再発することもなくなり、ホッとしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2021年07月25日「なかなか進まないワクチン接種。接種までの間、自分の身を守るには、免疫力を上げることが欠かせません。免疫力が高ければ、感染リスクや、重症化リスクを下げることができるのです」そう語るのは、順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生。小林先生によると、免疫力アップのカギを握っているのは、意外にも“肺”だという。「肺で酸素を十分に取り込めないと、血中の酸素濃度が低下。足りない酸素を補うために呼吸の回数が増え、浅い呼吸になってしまいます。じつはこの浅い呼吸が、免疫力を下げる原因となるのです」ふだん何気なく繰り返している呼吸は「免疫」とどのような関係があるのだろうか。「浅い呼吸は、自律神経の働きを乱します。自律神経のバランスが崩れると血流が滞るうえ、私たちの免疫細胞の7割が生息する腸の環境が悪化するのです。腸内環境が悪くなれば、当然そこにすむ免疫細胞の働きも低下してしまいます」酸素の取り込みは、肺の中におよそ3億から6億個ある肺胞が行っている。この肺胞が壊れたり炎症をおこしたりすると、取り込める酸素の量が減少。恐ろしいことに、肺胞の機能は、健康な人でも20代から加齢とともに低下するという。特に喫煙者では、40代以降急激に衰えてしまうこともあるのだそう。「壊れた肺胞そのものを復活させることはできませんが、呼吸の力を鍛えることで、血液に取り込む酸素の量を増やすことはできます。具体的には、1回に吸う空気の量を増やし、正常な肺胞が取り込む酸素の量を増やせばいいのです」では、どのようにして一度に吸う空気の量を増やせばいいのか?「呼吸をする際、肺それ自体が、膨らんだりしぼんだりしているわけではありません。肺は胸腔という胸骨、肋骨、胸椎(背骨)に囲まれたカゴ状の骨格の中に入っていて、この胸腔が膨らんだり、縮んだりして肺の中の空気を出し入れしています」この胸腔を動かすのは斜角筋、肋間筋、横隔膜などの呼吸筋といわれる筋肉だ。これらを鍛えることが、吸う空気の量を増やすことにつながるという。「呼吸筋が柔軟に動くと、胸郭の可動域が広がって、肺の中に空気をたくさん取り込むことができるようになり、血中の酸素濃度が上がります。それによって、呼吸が浅くなるのを防ぐことができるのです。さらに、呼吸筋が鍛えられると、ゆっくり深い呼吸ができるようになります。すると、自律神経のバランスが整い、腸内環境が改善。免疫力が高まるのです」さらに「口呼吸」も免疫力を下げる要因になるという。「鼻の副鼻腔で生産される一酸化窒素には、体内に侵入してきたウイルスや細菌を退治する、免疫作用があります。口から息を吸うと、この一酸化窒素を取り込むことができません。マスクをつけていると、口呼吸になりがちなので、鼻呼吸はぜひ意識してほしいです」ゆっくり深く呼吸することと、鼻呼吸を意識して、コロナウイルスから身を守ろう!
2021年07月14日株式会社ディーエイチシーは、未だ新型コロナウイルスなどの感染症の脅威が続く中、ビタミンと免疫を考える研究所『ビタミン免疫ラボ』を開設。意外と知られていないビタミンの効果や、簡単な摂取方法、豆知識などを紹介するコンテンツを発信している。外出自粛が免疫力低下につながる可能性2021年5月18日(火) より開設された 「ビタミン免疫ラボ」では、特に免疫力アップに欠かせない栄養素ビタミンDを中心とした情報に関する情報発信を行っている。近年、紫外線リスク回避のため、なるべく日に当たらないようにした方が良いという風潮や、コロナ禍の外出自粛による“日光浴不足”でビタミンD不足に陥る現代人が増えていると言われている。実際に40~69歳の全国の男女400名を対象とした調査(※)では、約7割の人が「コロナ禍で外出する頻度が減った」と回答。ビタミンDは日に当たることでも生成されるため、感染対策としての外出自粛が、実は免疫力低下につながる可能性もあるというジレンマが生じているのだ。(※2021年4月21日〜23日に楽天インサイトで調査)あらゆる感染症にビタミンDが効果的な理由ビタミンDの効果を徹底検証した話題の書籍『医者が教える「最高の栄養」ビタミンDが病気にならない体をつくる(KADOKAWA)』の著者である医学博士の満尾正先生にお話をうかがった。ビタミンDは生活習慣病やガン、骨粗しょう症やサルコペニアなど、さまざまな病気の予防に効果を発揮することが知られているが、なかでも注目すべきは優れた免疫調整作用にある。ビタミンDには、免疫をコントロールして正常に保つ働きがあり、その作用がインフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症リスクを減らす要因になっている。さらに、ビタミンDが炎症につながる物質(炎症性サイトカイン)は抑制し、炎症を抑える物質(抗炎症性サイトカイン)を産生する、抗炎症作用があるという研究結果も発表されている。このビタミンDの働きにより、体内で起こる炎症が抑制されることで、細菌やウイルスの感染リスクを軽減させると考えられているのだ。ビタミンDの新型コロナウイルスの治療薬としての可能性さらに注目すべきは、ビタミンDを新型コロナウイルスの治療薬として投与することで重症化を防げた報告があること。新型コロナ患者に対する臨床試験において、ビタミンD投与群は、非服用群に比べて、重症化する割合が下がったという。解明されていないことも多く、さらなる調査や研究を重ねる必要があるが、現時点でもビタミンDの優れた免疫調整作用は新型コロナウイルスとも密接な関係にあることが示されている。免疫のバランスが崩れることで生じる慢性炎症は、“万病の元”となることがわかってきた。感染症の流行が大きな問題となっている今こそ免疫力の向上や、免疫力向上に欠かせないビタミンDの効能に注目したい。■医学博士 満尾正先生 プロフィール1957年横浜生まれ。北海道大学医学部卒業。杏林大学救急医学教室講師、ハーバード大学外科代謝栄研究室研究員、救急振興財団東京研修所主任教授を経て、2002年に日本で初めてアンチエイジング専門の「満尾クリニック」を開設。日本キレーション協会代表、米国先端医療学会(ACAM)理事。著書に『食べる投資 ハーバードが教える世界最高の食事術』(アチーブメント出版)、『世界最新の医療データが示す 最強の食事術』(小学館)など多数。【参考】※「ビタミン免疫ラボ」サイトURL
2021年06月22日コロナ禍により、免疫力やビタミンDの効能について、注目が集まっています。そんな中、株式会社ディーエイチシーは、ビタミンと免疫を考える研究所『ビタミン免疫ラボ』を開設しました。ビタミンDの基礎知識編の他、免疫力が低下するシチュエーションや、手軽にビタミンを摂取できるレシピの紹介など、幅広い情報を発信予定です。「太陽のビタミン」なのに日陰的存在?ビタミンDの効果を知らない人が約4割!40〜69歳までの全国の男女400名を対象とした調査では、「ビタミンDの効果としてイメージするものはどれですか。」との問いに対し約43%が「特にイメージはない」と回答しました。このことから、ビタミンDがどのようなはたらきを持つ成分なのかが、十分知られていないことが分かっています。また、同調査で「意識的に取り入れようとしているビタミンはありますか。」という質問もしたところ、最も多かったのが「ビタミンC(約34%)」次いで「ビタミンB群(約11%)」、「ビタミンE(約8%)」と回答が集まっており、「ビタミンD」と回答した方は、約5%にとどまりました。免疫力アップには欠かせない栄養素であり、太陽に当たることで生成され「太陽のビタミン」という別名を持つビタミンDですが、実は日陰的な存在になってしまっているのです。免疫力を高めるビタミンDの代表的な効能近年、免疫のバランスが崩れることで生じる慢性炎症が、生活習慣病、動脈硬化症、ガンなどの重大な疾患、認知症やうつ病などの神経系の疾病まで、まさに“万病の元”となることがわかってきました。免疫のスペシャリストとして知られる医学博士の飯沼一茂先生によると、ビタミンDの代表的な効能は以下の3つ。①細菌やウイルスを食べて破壊する「マクロファージ」を活性化させる。②免疫細胞の活性化や機能抑制に欠かせない「サイトカイン」を調整する。③殺菌・抗ウイルス作用のある「カテリシジン」と「ディフェンシン」を誘導する。ビタミンDは、免疫細胞にダイレクトに働きかける効能はもちろん、抗炎症作用や抗菌作用もあわせ持つ、健康を維持するために、なくてはならない栄養素だということがわかります。飯沼先生が教える!免疫力が上がる9つのルール免疫力を上げるために大切なのは、正しい生活習慣を身につけることです。適度な食事・睡眠・運動はもちろん、ストレスを溜めないことや良く笑うことも免疫力アップにつながるポイントです。飯沼先生直伝の免疫力アップに欠かせない9つのルール(上記図)は、誰でも簡単に取り入れることができるので、ぜひ一度実践してみてください。■医学博士 飯沼一茂先生 プロフィール1949年生まれ。立教大学理学部卒業後、米国製薬企業に研究員として勤務。1987年大阪大学医学部にて医学博士取得。2010年より国立国際医療研究センター・肝炎免疫研究センター客員研究員、2012年からは純真学園大学客員教授も務める。腫瘍や感染症などの測定法開発に多く携わり、特に肝炎の検査薬については、C型肝炎の輸血による感染をC型肝炎マーカーの開発により撲滅させた世界的実績をもつ。免疫のスペシャリストとして知られ、日本機能性免疫力研究所の代表を務める。著書に『それでは実際、なにをやれば免疫力があがるの? 一生健康で病気にならない簡単習慣』(ワニブックス)など。【参考】※「ビタミン免疫ラボ」サイトURL
2021年06月21日免疫力を高めてくれると言われている、日本を代表する発酵食品「納豆」。納豆は主に和食で頂くことが多いと思いますが、炒めたり揚げたり洋風など、実は様々なアレンジができる食材ですよ。そこで今回は、良質なタンパク質を含み、免疫力をあげる効果が期待できる話題の発酵食品「納豆」の新しい魅力が発見できるアレンジレシピをご紹介したいと思います。■乗せてアレンジ! 「マヨ納豆トースト」出典: E・レシピ 和食のイメージが強い納豆ですが、洋風アレンジもお任せあれ! いつもの納豆に、マヨネーズと鰹節を入れてパンに乗せます。そして納豆と同じ発酵食品のとろけるチーズをさらに乗せてオーブントースターへ。マヨネーズのコクが納豆の味に丸みを出してくれます。材料を混ぜてパンに乗せて焼くだけなので、忙しい朝にオススメの一品です。納豆ととろけるチーズとのコラボレーションはうなる美味しさ! パン党さんに是非オススメしたい新しい納豆の朝ごはんレシピです。■炒めるアレンジ! 「納豆とキノコの炒め物」出典: E・レシピ 納豆はそのまま食べても、火を通しても美味しく頂く事ができる発酵食品です。「納豆とキノコの炒め物」は、豚ひき肉と、ひきわり納豆、そしてキノコ類を炒めたヘルシーレシピ。炒めたひきわり納豆の食感が、豚ひき肉にそっくりなので、お肉の量が少なくても充分満足感を得る事ができるレシピです。免疫力を活性化させてくれると言われているβグルカンが豊富なキノコ類と、発酵食品である納豆のコンビーネーションは、免疫力を上げる効果が期待できる最強の組み合わせです! おまけにヘルシーなのでダイエット中でも罪悪感なくいただく事ができますよ。■新しい発見! 「揚げ納豆のバルサミコかけ」出典: E・レシピ 朝食にぴったりの納豆トースト、ヘルシーな納豆の炒め物に続いてご紹介したいレシピが「揚げ納豆のバルサミコかけ」です。納豆と三つ葉を片栗粉と小麦粉、納豆のタレと一緒にサッと和えて、180度の油で揚げたこのレシピの味のポイントは、ブドウから作られた甘いお酢、バルサミコをかける事。バスサミコの濃厚な甘味と酸味がサックリ揚がった納豆にぴったりの一品は、ワインのお供にオススメのおつまみレシピです。納豆を揚げる事で独自の香りもなくなるので、納豆が苦手という方でもサクサクいただく事ができますよ。バルサミコと納豆の新しいコラボレーション。是非味わってみて下さいね。■絡めて美味しい「トマトと納豆の冷やし素麺」出典: E・レシピ 続いては納豆と麺類の簡単レシピ「トマトと納豆の冷やし素麺」をご紹介します。納豆に、抗酸化作用があり美容効果が期待できるリコピンやビタミンCが豊富なトマト、そしてごま油と白だしを和えて素麺に乗せた「トマトと納豆の冷やし素麺」は、ざく切りトマトと納豆が麺に絡みやすく見た目も美味しい一品です。シラスを入れる事でカルシウムも摂取できるので栄養バランスも◎。ランチに何を作ろうかなと迷った時におすすめの簡単ヘルシーレシピです。■丼にしてもおつまみにも! 「ユズコショウ入りアボカド納豆」出典: E・レシピ 最後にご紹介するのが、森のバターと言われるほど栄養価が高いアボアドと納豆、そしてカルシウムが豊富な干し桜海老を合わせて作る「ユズコショウ入りアボカド納豆」です。アボカドにはコレステロールを減らす効果が期待できるリノール酸やリノレン酸を豊富に含み、ビタミン類も豊富なので、発酵食品の納豆と合わせれば、風邪予防にもぴったり。このレシピの味付けはなんと柚子胡椒だけ! ピリリと効かせた味わいがアボカドと納豆の濃厚でねっとりした食感にぴったりマッチングします。クラッカーに乗せても、ご飯に乗せて丼にしても美味しい栄養価の高い一品です。いかがだったでしょうか。納豆の新しいアレンジレシピで免疫力を上げて、風邪やウイルスに負けない体を作っていきましょう!
2021年04月27日新型コロナウイルスの感染が拡大していて、不安な日々を送っている人も多いのではないでしょうか。またこの時期は、花粉の飛散量が多く、花粉症の人はダブルでつらい状況ですよね。そこで今回は、免疫力を強化できるレシピを5つご紹介。「食」に工夫を加え、少しでも免疫力を高めて、感染症や花粉症を予防しましょう。■時間がないときにもオススメ! 菜の花とマイタケのパスタテレワークなどで自宅で過ごす時間が長くなっていますが、お昼や夜ご飯を作るのに、あまり時間をかけられない日もあるでしょう。そんな日にオススメなのが、こちらのレシピ。免疫力を強化するマイタケと菜の花を使ったパスタです。15分で作れるので、時間がないときにもピッタリ! 春らしさ満載で、食卓に彩りを添えてくれます。一皿で大満足できそうです。ボリュームアップしたい場合は、ブロッコリーやエノキ、エビを加えてもいいでしょう。ツナの代わりに、ベーコンやソーセージを使ってもオッケーです。ぜひお試しを!■ヘルシーで食べ応えがある、レンコンとシラスのピザランチにヘルシーな野菜ピザを食べるのもいいですよね。このレシピでは、免疫力がアップするレンコンをたっぷり使い、ピザの土台にしています。シラスの塩気とレンコンのシャキシャキ食感のコラボがたまりません。子どもからも大好評です。このレシピを美味しく作るためには、香ばしく焼きあげることがポイント。フライパンにサラダ油を熱し、片栗粉をまぶしたレンコンを広げてフライパンに蓋をし、中火で5~6分焼きましょう。途中何度かフライ返しで全体を押さえつけてください。ひっくり返して同じように焼けば、香ばしく焼きあがりますよ。■やさしい味わいが身にしみる、具だくさんの塩麹豚汁塩麹などの発酵食品は免疫力を高めることで知られています。この豚汁は、味噌の代わりに塩麹を使用していて、やさしい味わいが身にしみます。子どもから大人まで美味しくいただけますよ。具だくさんで、主菜にもなりそうです。作り方は、鍋に分量外のサラダ油をひき、中火で豚肉を炒めます。半分ほど火が通ったら、大根、ニンジン、ゴボウを加えサッと炒めましょう。続いて、だし汁を加え、野菜に火が通るまで中火で煮ます。途中、アクを取り、塩麹を加え、1~2分ほど煮れば完成です。器に注ぎ、お好みでネギをのせたり、七味唐辛子を振りましょう。■βグルカンがたっぷり! もち麦入りキノコの炊き込みご飯もち麦には、腸内環境を整える食物繊維、血中コレステロールや血糖の上昇を抑えたり、体の自然治癒力を高める働きのあるβグルカンがたっぷり含まれています。そんなもち麦入りのキノコの炊き込みご飯を自宅で作ってみませんか? 仕上げにお好みで、ミツバを添えてからいただきましょう。鶏もも肉、シメジ、エノキ、マイタケがゴロッと入っていて、一杯でお腹いっぱいになります。この一品と漬物だけでも立派な昼食や夕食になりそうですね。炊飯器で炊き込みご飯を炊いている間に、他の料理も作ることができて時短にもなりますよ。■ビタミンCが豊富なトマトチーズのスープご飯ビタミンCは美肌や免疫力アップなど、さまざまな効果が期待できます。このレシピでは、ビタミンCが豊富なトマトとブロッコリーを使用。内側から元気になれそうな一品です。作り方は、鍋にオリーブ油とニンニクを入れて弱火にかけ、香りがたったらベーコンを加えて炒めます。スープ材料を加え、煮たったらブロッコリーも加えて2~3分煮ましょう。煮たった所に卵を流し入れ、ふんわりしたら塩コショウで味を調えれば出来上がりです。仕上げにスライスチーズをのせ、お好みでドライパセリを散らしてからいただきましょう。15分で作れるので、時間がないときにも最適!人のエネルギーの源は食事です。少し食事に気をつけるだけでも、体調不良を防げたり、内側から活力を高めることができます。いずれのレシピも初心者でも簡単に作れるので、気になるレシピがあったら、ぜひ作ってみてくださいね。
2021年03月22日一軒家を改装した、落ち着きある薬膳ダイニング「世界美食薬膳名師」が手がける薬膳料理その人に合わせた『オーダーメイド薬酒』を提供一軒家を改装した、落ち着きある薬膳ダイニング天然素材をふんだんに使ったつくり銀座駅から徒歩5分、歌舞伎座の裏手にひっそりと佇む【銀座しんのう】は、「薬膳=中華」のイメージを払拭する薬膳ダイニング。薬膳料理の『国際養生料理コンテスト』で「世界美食薬膳名師」の称号を手にした三上シェフが、「日常の中にもっと薬膳の概念を取り入れてほしい」と開いたお店です。和モダンをテーマにした癒しの空間黒竹など天然素材をふんだんに使った内装は、熟練の庭師の手によるものなのだとか。一軒家を改装した店内には、ほっと心が落ち着く癒しの空間が広がります。カウンターには店オリジナルの薬酒がズラリ。ボックス席や隠れ家的な2階席もおすすめで、訪れるだけでパワーをもらえそうです。「世界美食薬膳名師」が手がける薬膳料理漢方牛を使用したステーキお店のテーマは「食によるセルフメディケーション」。薬だけに頼るのではなく、食事や生活習慣を改善して総合的にカラダのバランスを整える中医学の考え方に基づき、「美味しくてカラダに良い」とする料理を提供しています。なかには漢方飼料で育った岩手産の漢方牛など珍しい食材も。ここからは料理の一例をご紹介します。ランチタイムの人気メニュー『薬膳キーマカレー』ランチで人気の薬膳カレーは、お砂糖の代わりに漢方を用いるなど、約25種類の生薬・スパイスを使用した味わい深い一品。合いびき肉と香味野菜たっぷりのカレーに合わせるのは、三上さんの地元・岩手県産の特別栽培米「ひとめぼれ」です。「おこげ」といただく『しんのう風サムゲタン』3,300円骨付きの鶏モモ肉を高麗人参や漢方などとじっくり煮込んだ韓国の伝統料理を、洋風にアレンジ。薬膳のベースとなる5色(青・赤・黄・白・黒)の野菜がバランスよく盛り込まれ、食欲をそそります。カリッとした食感が楽しいおこげが添えられているので、一緒にいただきましょう。その人に合わせた『オーダーメイド薬酒』を提供体のバランスを整えてくれる『オーダーメイド薬酒』美肌、快眠、疲れ、貧血、冷え性……といった効能に効く約30種の自家製薬酒のほか、体調や体質に合わせて提供してくれる『オーダーメイド薬酒』も用意。「体質チェック表」に記入するだけで、ゲストそれぞれに合わせてブレンドした薬酒をつくってくれます。料理人プロフィール:三上康介さんおいしくて体に嬉しい「薬膳」に出会うことを機に、本格的に薬膳を学ぶために30歳で上京。薬膳の専門学校で学ぶ傍ら、さまざまなジャンルの飲食店で腕を磨く。2009年、北京で開催された「国際養生料理コンテスト」において最優秀料理人に選出され、日本人初の「世界美食薬膳名師」となる。銀座しんのう【エリア】銀座【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】1200円【ディナー平均予算】6000円【アクセス】銀座駅 徒歩5分
2021年03月18日「高齢者はたとえばインフルエンザワクチンを接種しても、予防効果が一般的な成人と比べて低いといわれています。理由は、加齢とともに免疫細胞が弱まっているから。そのため、抗体を作る力が落ちてしまっているのです。新型コロナのワクチンでも同じです。免疫細胞が弱ったままだと、ウイルスに対抗する強い抗体を作ることができません。しっかりとワクチンの効果を出すためにも、今から免疫力を高めておくことが重要といえるでしょう」こう語るのは国産ワクチン開発の第一人者でもある、大阪大学大学院の森下竜一寄付講座教授だ。2月17日から国内でも新型コロナウイルスのワクチン接種が始まった。まずは医療従事者から接種が始まり、4月からは65歳以上の高齢者が対象となる。そんななか、森下教授は「ワクチンの効果を高めるためにも、高齢な方々は特に今のうちから免疫力を高めておくべき」だと訴えたいという。そもそも、免疫力とは何なのか。教授はこう解説する。「簡単に言うと、体内にある免疫細胞たちの力です。免疫には自然免疫と獲得免疫があります。自然免疫には、NK細胞などと呼ばれるものがあります。ウイルスが侵入するとすぐ食べにきてくれる、警察のような存在です。いっぽうで獲得免疫には、ヘルパーT細胞などがあります。こちらは一度体内に入ってきたウイルスを覚え、抗体を作って攻撃してくれます。しかし先ほど申し上げたとおり、体を守ってくれる免疫細胞たちは年齢とともに弱まっていきます。そうして、体の免疫力も落ちてしまうんです」■免疫力は40歳でピーク時の半分ほどに実は、免疫力のピークは18歳前後。働き盛りの40歳でも、免疫力はピーク時の半分ほどになっているというのだ。厚労省が発表した昨年7月時点での新型コロナウイルスによる年齢別死亡率を見ても、60代から急激に高くなっている。ワクチンの効果を高めるためにも、重要な免疫力。それを高めるカギは、「ミトコンドリアを活性化させること」だという。森下教授が続ける。「ミトコンドリアとはいわば、細胞の中にあるエンジン。細胞を動かす原動力です。ヒトは、およそ37兆個の細胞でできています。その細胞に必要なエネルギーの90%以上を、ミトコンドリアが作り出しています。さらに、免疫反応全体のバランスをとる司令塔でもあります。ですからミトコンドリアを活性化させると、細胞が元気になります。そして免疫力アップにつながるというわけです」では、ミトコンドリアを活性化させるにはどうすればいいのだろうか。教授は7つのポイントを語ってくれた。「まず1つ目は、運動をすることです。体を動かすことで、細胞が活性化されます。ただ、やりすぎは禁物。細胞を活性化させるためには、適度な運動であることが重要です。軽いジョギングや20分程度の散歩、家でできる簡単なエクササイズなどで十分です。2つ目は、十分な睡眠をとること。7~8時間くらいが理想です。そして3つ目は、体を温めること。細胞を活性化させる体温は、36度前後といわれています。ただ筋肉量が落ちると体温も下がるので、高齢者は低くなりがち。なのでたとえば湯船につかったり白湯を飲んだりしていると、基礎体温が上がります。毎朝検温する習慣もつけましょう」■笑うことは、非常にいいことさらに、食事の重要性についてもこう指摘する。「4つ目は、食生活の見直しです。体を作るのは、なんといっても食事。できるだけ、バランスのよい食事を心がけるようにしましょう。栄養面はもちろん、食べすぎないようにも注意してください。そして5つ目は、コエンザイムQ10を取ること。ミトコンドリアが細胞のエンジンなら、コエンザイムQ10は細胞のエンジンオイル。ミトコンドリアの機能をスムーズにしてくれます。イワシや豚肉や牛肉、ブロッコリーやオリーブ油などに多く含まれています。ただ食事から摂取できる量は限られているので、サプリメントを取り入れてもよいでしょう」また意外にも、精神面の影響が大きいようだ。森下教授は次のように明かす。「6つ目は、笑うことです。細菌に感染した細胞を死滅させる、NK細胞というものがあります。それが笑うことで活性化され、免疫力アップにつながるという報告があるのです。また、セロトニンという心の安定を保つホルモンも分泌されます。だから笑うことは、非常にいいことなんです。そして最後の7つ目は、ストレスをためないことです。慢性的なストレスは体や心の疲労につながり、不眠を引き起こします。そうした悪循環に陥り、どんどん免疫力が落ちてしまうのです。最近は“コロナうつ”も増えているといいますからね。ワクチンの効果を高める意味でも、精神的に安定できる生活を心がけましょう」■接種の直前に頑張っても難しいちなみに、免疫力は季節の変わり目に低下しやすいという。「冬より夏場のほうが、要注意といわれています。夏バテで体力も落ち込みがちですからね。ワクチン接種の時期とかぶる方は、いっそう気をつけてください」そして最後に、森下教授はこう結ぶ。「高齢者は新型コロナウイルスにかかった場合のリスクも高いので、順番がきたらワクチンを打ったほうがいいと思います。ただし免疫力を高めておかないと十分な効果が出ない可能性もあると、理解しておくべきです。ワクチンを接種する直前に頑張ったところで、すぐに免疫力をアップさせるのは難しい。だから接種前の今こそ、体作りを始めましょう」いざ接種するときに慌てないためにも、早めの準備が重要といえそうだ。「女性自身」2021年3月9日号 掲載
2021年02月23日体調を整えて免疫力を高めることに加えて、ウイルス対策の観点からその重要性が注目されているのが、鼻の中のメンテナンス(鼻メンテ)だ。コロナ禍に追い打ちをかけるようにやってくる花粉の本格シーズンを前に、鼻を健全に保つことが欠かせないという。鼻には“空気清浄機”のような役割があり、その機能を最大限生かすことが身を守ることにもつながると、たなか耳鼻咽喉科の田中伸明院長は話す。「鼻には、外気を調整して肺が呼吸しやすい温度と湿度に整える機能と、異物などを取り除く機能が備わっています。『鼻孔』(鼻の穴)から入った空気は左右の鼻腔を通過して鼻の突き当り、のどの上にあたる『上咽頭』で合流して、のどから肺に向かって流れます。上咽頭はウイルスを含んだ空気がたまりやすい場所で、粘膜下にリンパ球などの組織が発達しています。このリンパ組織の集合体が“扁桃”で、呼吸によって鼻や口から入ってくる異物を捉え、気管や肺への侵入を防ぐ免疫機能を持っています」上咽頭の表面は、細かい毛の生えた「繊毛上皮細胞」に覆われていて、多数のリンパ球が間に入り込んでいる。「健康な状態であれば、ウイルスや細菌が入り込んでも、繊毛上皮細胞がベルトコンベヤーのようにウイルスを胃に流し込み、胃酸で死滅させるので感染にはいたらないことが多いのですが、繊毛上皮細胞は敏感な組織で、乾燥した状態が続き、傷んでしまうと免疫機能が低下します。ウイルスが滞ることで感染リスクが高まるほか、疲労や口呼吸、喫煙などの刺激などでも炎症を引き起こします」上咽頭の粘膜にウイルスや細菌が感染すると、のどの痛みや咳といったかぜの諸症状が起こる。炎症物質が脳に送られるとウイルスと戦うために、「体温を上げるように」という指令が下ることで発熱するといわれている。これが、かぜが発症するメカニズムだ。一方、リンパ球はウイルスや細菌が入ってきたらいつでも戦えるようにふだんから準備を整えている。ウイルスとの戦いが始まり、上咽頭が炎症を起こすと「サイトカイン」などのさまざまな炎症物質を大量に作り出す。「炎症物質は、炎症が生じている部位にとどまらず、一部が血管内に入り込み全身を巡ることで、腕や足などに関節痛や筋肉痛などの痛みを引き起こします。また、免疫系のバランスが乱れてサイトカインが過剰に作られてしまうと、“サイトカインストーム”が起こり、ウイルスだけでなく正常な細胞まで傷つけ、内臓や血管の機能不全を起こしてしまいます」新型コロナウイルスで問題になっているのは、肺炎で亡くなる人が多いことだが、ウイルスが肺に入って暴れるだけでなく、サイトカインストームと呼ばれる免疫機能の異常によっても引き起こされることがわかっている。「以上のことから、鼻のコンディションを整え、その機能を十分に発揮させることはとても重要です。鼻うがいや鼻呼吸など、日ごろの“鼻メンテ”を習慣にし、困難な時期を乗り越えましょう」「女性自身」2021年2月23日号 掲載
2021年02月17日新型コロナウイルスの感染拡大で注目されるようになったのが、ウイルスから体を守るための「免疫力」。免疫力も年齢とともに低下していきます。加齢による免疫力の低下には、体内のある成分の減少も関係しています。それは、「還元型コエンザイムQ10」。美容サプリメントの成分として、ご存知の方も多いと思いますが、どのような働きをするのか知っている方は少ないのでは?今回は、美容にはもちろんコロナ禍対策にも役立つ、還元型コエンザイムQ10の効果についてお伝えします。そもそも「還元型コエンザイムQ10」ってなに?還元型コエンザイムQ10は体内のほとんどの細胞に存在する、生命維持に欠かせない成分です。人間が体内で使うエネルギーは、食事からの「栄養」と呼吸からとり込む「酸素」によって産生されています。このエネルギー産生に必要になるのが、還元型コエンザイムQ10です。還元型コエンザイムQ10は、細胞内のエネルギー工場であるミトコンドリアの働きを活性化させ、疲労回復や睡眠の質の改善、免疫力向上、美肌など様々な不調の改善に効果が期待できる成分です。さらに、還元型コエンザイムQ10には活性酸素を除去する働きも!活性酸素は細胞を攻撃して錆びつかせる、老化の元凶とも言われる成分です。還元型コエンザイムQ10には高い抗酸化作用があり、活性酸素から体を守る重要な役割も担っています。一般的な食材から還元型コエンザイムQ10を摂取するのは難しい!?還元型コエンザイムQ10は、20歳前後をピークに加齢とともに減少していきます。還元型コエンザイムQ10が減少すると、肌や体力に衰えを感じやすくなり、抵抗力も低下します。不足した還元型コエンザイムQ10を補うためには、外側からとり込むことが大切です。1日あたりの摂取目安量は100mgとされていますが、日本人は食習慣から、1日あたり約5mgを食品から摂取する程度と言われます。還元型コエンザイムQ10が豊富なイワシでも、100mgを摂取するためには、20匹も食べなければいけない計算に……。さすがに毎日そんなに大量のイワシは食べられませんよね。そこで活用したいのが、サプリメントなどの健康補助食品です。fam8_js_async(’’, ’_site=7202&_mloc=33117’);コエンザイムQ10は還元型をチョイスコエンザイムQ10には「還元型」と「酸化型」があり、サプリメントを選ぶ時には、還元型を選ぶのがポイントです。体内で作られるコエンザイムQ10は還元型なので、還元型の方が効率よくコエンザイムQ10を摂取できるからです。かつては、ほとんどのサプリメントが酸化型でしたが、酸化型は体内で還元型に変換して初めて効果を発揮するので、効率は良くありません。そのうえ加齢や病気、ストレスなどにより、還元型の割合が低下すると、変換する能力自体も下がってしまうことが問題でした。現在は還元型コエンザイムQ10配合のサプリメントが、たくさん販売されています。せっかくコエンザイムQ10を摂るなら、還元型を選びましょう。還元型コエンザイムQ10配合のおすすめ製品5選体に直接働く、還元型コエンザイムQ10配合の製品を利用して、体も肌も健康をキープしましょう。ここでは、おすすめの製品を5つご紹介します。還元型コエンザイムQ10|株式会社雄飛堂セレブリスタオンライン1粒に50mgのコエンザイムQ10配合で、2粒で1日分の摂取量が補えるサプリメントです。化学合成ではなく、微生物や酵母を使って発酵させる100%天然コエンザイムQ10を使用しているのも魅力。還元型コエンザイムQ10Energy Stick|株式会社カネカカネカ・ユアヘルスケア水なしで飲めるパウダータイプのサプリメントです。スティック包装なので、持ち歩きやすいのも◎。1包あたりに、還元型コエンザイムQ10を30mg配合。オレンジ風味なので、おいしく続けられそうですね。ハツラツQ10|キューサイキューサイ【公式】通販サイト青汁でお馴染み、「キューサイ」の還元型コエンザイムQ10配合サプリメントです。1粒にコエンザイムQ10を100mg配合しているので、1粒で1日分が補えます。カラダにおいしすぎるショコラQHプレミアム|パレドオールショコラティエパレドオール見た目もかわいいコエンザイムQ10配合ショコラ。カカオポリフェノールと還元型コエンザイムQ10のWの抗酸化作用で、おいしくエイジングケアができます。PHI-3 クリル入り還元型CoQ10|PAGOS 8PAGOS 8還元型コエンザイムQ10を、1粒に100mg配合。さらに、ビタミンCの6,000倍の抗酸化力を持つアスタキサンチンを含む「クリルオイル」を1粒に334mg配合しています。DHAやEPAなどのオメガ3系不飽和脂肪酸も豊富です。気温が低い季節は体が縮こまり血流が悪くなるので、体調を崩しやすくなります。還元型コエンザイムQ10で細胞にエネルギーをチャージして、ウイルスに負けない体作りを目指しましょう。
2021年02月15日この時期は乾燥による肌荒れに加えて、今年はマスクによる肌荒れも問題となっている。その対策として注目されているのが、美肌・免疫力アップに効果的な「新玉ねぎ」だ。美肌・免疫力アップに!今が旬の新玉ねぎ1月〜5月の収穫で旬を迎える新玉ねぎは、通常の玉ねぎよりも甘くてみずみずしいのが特徴。また、“血液サラサラ効果”で有名な硫化アリルと呼ばれる『含硫化合物』や、腸内環境を整えるのに期待できる水溶性食物繊維『イヌリン』が豊富に含まれている。イヌリンは大腸内で善玉菌に発酵され、『短鎖脂肪酸』など有用物質が作り出される「体内発酵」を促進するとして、注目されている水溶性食物繊維。体内発酵により、免疫力向上、抗炎症作用、全身のエネルギー源、やせ体質へ導くなどの様々な健康効果を発揮することがわかっている。新玉ねぎを使った体内発酵促進レシピマスクの摩擦による乾燥ダメージや、紫外線ダメージから肌を守るためには、肌を潤った状態に保つことが重要。ポイントとなるのが「体内発酵」を促すイヌリンに加えて、カロテノイド色素を含む食材だ。野菜ソムリエの関宏美さんが提案する、美肌レシピがこちら。■新玉ねぎ入りの美肌生春巻き5本分新玉ねぎ…1/4個(50g)パプリカ(赤)…1/2個(50g)水菜…50gにんじん…小1/4本(50g)大葉…5枚えび(中)…5尾酒…大さじ2春巻きの皮…5枚(小)スイートチリソース…大さじ3新玉ねぎ(刻み)…大さじ3アーモンド…5粒薄口醤油…小さじ1/21、新玉ねぎは、薄切りにし10分程空気にさらす。パプリカは縦半分に切り、種を除き細く切る。にんじんはせん切り。水菜は、10cm長さに切る。2、えびは節の間に竹串を刺して背ワタを取る。小鍋にえびと酒を入れて蓋をし、火にかける。湯気が出たらひっくり返し弱火で2分蒸し煮する。冷めたら殻をむき、厚みを半分に切る。3、ライスペーパーは、水を刷毛などで塗り湿らせ、えび、大葉、新玉ねぎ、パプリカ、水菜、にんじんをのせ、手前から隙間ができないようしっかり巻く。4、たれを作る。スイートチリソースに、細かく刻んだ新玉ねぎ、薄口醤油を混ぜる。アーモンドは綿棒などで叩いて砕く。たれに加え、生春巻きにのせていただく。イヌリンの体内発酵パワーによって免疫力アップが、カロテノイド色素が豊富な野菜類、えびによって肌の潤いアップが期待できる。マスクによる肌荒れが気になっている方は作ってみてはいかがだろうか。
2021年02月05日2度目の緊急事態宣言、少しやりきれない想いを抱えてスタートした2021年。それでも家族の健康を明るいパワーで支え続けたいママたちにとっていま必要なのは、ニューノーマルな時代を乗り切るための屈強で柔軟なポジティブマインドを手にいれること。まだまだ続くマスク生活やテレワークのモチベーションアップ、ウイルス対策のための基礎体力づくり、自粛生活下で怠りがちな自分のケアなど、やりたいこと山積みだからこそ、まずは肩の力を抜いて気軽に取り入れられるアイデアからチョイスしてみては? 「今年こそは!」と考えているママたちへ、筆者が厳選したニューノーマル時代だからこそはじめたい 6つのこと/手にしたい10のアイテムをご紹介します。その1菌ケアで肌、腸、細胞のポテンシャルを底上げ肌荒れしやすかったり、アレルギーを引き起こしやすかったり、お腹が張りやすい、おならが多い、アトピー、PMSが重いなど、多忙な日々で見落としがちな微妙な肌質の変化や未病的ともいえる様々な体調不良の症状。これらは「リーキーガット(腸漏れ)症候群」(菌のバランスが崩れ、腸管バリア機能が損なわれて腸壁が薄くなり、腸内細菌や菌の作り出した毒素や老廃物が漏れ出す症状)に起因している場合があるといわれています。おうち時間が増えた分、以前にも増して気になるお肌や身体の健康状態。腸内環境が様々な不調のトリガーになっている可能性もあるので、意識的にケアをして健やかに保ちたいものです。【KINS】菌活ならぬ「菌ケア」ということばを提唱する「KINS」(キンズ)のインナーケアプロダクト。KINS ESSENCE50ml 6,458円(税込・送料別)※お得な定期購入コースもありなかでも独自の処方で生まれた乳酸菌生産物質「KINS ESSENCE」は、1日小さじ1杯弱を自分の生活リズムに合わせて摂取することで腸内細菌が活動しやすい環境を整え、腸管バリア機能を高める腸管粘膜を増やしてくれるというスグレモノ。自分の肌にいる菌を調べる「KINSTEST」や、今注目の“美肌菌”を増やしてくれるブースター&セラムなど、他にも気になるプロダクトがずらり。今年は自分にからだに合う菌を育てる「菌ケア」に注目してみては。お問い合わせ:KINS 【試してみた!】※あくまでも個人の感想です「産後から徐々にPMSが重くなり悩んでいたので『KINS ESSENCE』を取り入れてみることに。肌や髪艶にも変化が現れてきたようで菌の底力を実感中。インテリアに馴染むパッケージデザインも◎ですね」(松浦)その2 「ふんわり目力」でマスク顔をアップデートするまだまだ終わりが見えないマスク生活。目元、口元、チークなどトータルバランスで成立したこれまでのメイクも「マスク顔」になってからは楽しみ半減。一辺倒になりがちだったり、どうせ隠れちゃうしなぁとメイク魂に火がつかない日も少なくないのでは?そんなもたつきがちな気分をぐっと前向きに持ち上げてくれるのは、国産ナチュラル&ミネラルコスメブランドが提案するアイメイクの最新コレクションの数々。せっけんオフできる肌にやさしい成分であることはもちろんのこと、発色の良さや繊細な艶感などもさらにバージョンアップされて、使いこなせばこなすほどメイクの楽しさを体感! 目元メイクだけでも “旬顔” にアップデートしてくれる秀逸なアイカラーやアイライナーがラインナップ。ふんわり目力で、自分もまわりも気分を持ち上げて!【ETVOS】ミネラルUVシリーズはもとより、密着感と塗り心地がクセになるミネラルアイバーム、シーズン毎に登場する限定アイカラーパレットがとにかく秀逸で支持が厚い「ETVOS(エトヴォス)」。「ミネラルクラッシィシャドー」(サンライズデュー)*限定新色 ¥4,400(税込) 小田切ヒロさんも絶賛していた絶妙色ライムイエローを主役に、他の3色との差し引きで春らしい表情が幾通りにも表現できる秀逸パレット。2021年1月6日に販売開始された春の限定パレット「ミネラルクラッシィシャドー サンライズデュー」は、「朝の光にきらめく朝露」にインスパイアされたという澄んだボタニカルカラー4色をセット。なかでもライムイエローと抜け感のあるペタルピンクの発色の美しさに注目! 目の際から徐々に上に向かって色を馴染ませるワイパー塗りなど、メイクアップアーティスト小田切ヒロさんのデモがyoutubeでも公開されているので合わせてチェックしてみて。「ミネラルアイバーム」(アクアシトラス)¥2,750(税込)目元を美容クリームでケアしながら繊細なパールで光を集めたようなツヤを作り出すアイバーム。すーっと目元に溶け込むような使用感は一度体感すると手放せない。春夏らしいニュアンスづくりができる爽やかなシトラスカラーは限定新色。お問い合わせ:ETVOS 【to/one】毎シーズン登場する新色が待ちきれないファンも多いナチュラル&オーガニックメイクアップブランド「to/one(トーン)」。2021年1月16日~一部店舗で先行発売開始されたSSコレクションでは、2色をブレンドするとまるで花束のように繊細なニュアンスが表現できるミックスアイカラーや、絶妙なニュアンスカラーで描きやすさもアップデートされたリキッドアイライナーやロングラッシュマスカラ、計8アイテムが登場。中央:「トーン リキッドアイライナー」新2色(左から 05ピンクブラウン / 06スモーキーグレー)各¥2,860(税込) 女性らしい柔らかいカラーで抜け感を目元にもたらしてくれるアイライナー。程よい硬さの筆ペンタイプで、描きやすさも抜群。左:「トーン ロング ラッシュ マスカラ(SL)」全3色(左から順に 01ナチュラルブラック / 03メロウレッド / 02バーガンディ) 各¥3,080(税込) 血色感とツヤをもたらすレッド系パールを配合した絶妙なニュアンスカラー。ブラシが細くなり短い毛もキャッチするセパレートロングタイプに。ブラシと指、混ぜる分量や重ね方で幾通りもの表情が生まれ、目元をやわらかい印象に演出。春の花々を纏ったかのようなオーラメイクが実現します。「トーン ペタル アイシャドウ」新3色(上から時計回りに 33ラベンダーピンク / 32サンフラワーゴールド / 31ピーチベージュ)各¥2,420(税込) 指やブラシで2色を好みのタッチにブレンドしながら重ねるミックスアイカラー。「ペタル(花びら)」の名のとおりまるで花びらをまとったかのような優しく華やかな目元に。お問い合わせ:to/one 【& WOLF】「N organic」を展開するシロクが昨年11月にリリースしたメイクアップブランド「& WOLF(アンドウルフ)」。持ち歩きやすいコンパクトさにもこだわった3色のパレット「スリーサムデザイニングアイカラー」は、左から順に重ねていくことでさっと“旬な目元”を完成させるスグレもの。粒子の細かさや密着感、保湿性も高く、N organicならではのスウィートシトラスの香りがメイク時間も癒してくれます。「スリーサムデザイニングアイカラー」全3色(左から順に ランデブー / ユートピア / マジックアワー)各¥2,420(税込) 美容成分21種をふんだんに融合した贅沢な処方。その日の気分に合わせて選べる3タイプを展開。お問い合わせ:& WOLF 【試してみた!】※あくまでも個人の感想です「クレンジング要らずで肌へのやさしさを追求した処方のナチュラル&ミネラルコスメブランドは、コレクションを追うごとにパワーアップしている印象。自然な光を集めたようなパールの繊細さや、重ねることでハッとするような表情を生み出すアイカラーに、毎朝気分が上がります!」(松浦)その35年後/10年後の自分のために、毛穴と頭皮をケアする加齢とともに悩みが深くなる毛穴の開きやたるみ、髪・頭皮のエイジングサイン。今はそこまで気にならないという世代も、産後の抜け毛や育児に追われて気づかなかった肌の変化に恐怖を味わったことがあるのでは?「肌」も「頭皮」も日々のケアの積み重ねがものをいうパーツ。「頭皮と肌は1枚の皮でつながっている(頭皮のたるみが顔のたるみに繋がる)」というリアルな話にもしっかりと向き合いながら、毎日のプラス数分間の「もう1ステップ」を習慣づける。それが、5年後10年後の見た目に大きな差を生むことを肝に命じて「今からでも早くない/遅くない」毛穴ケアと頭皮ケアを、今年こそ実行に移してみては?【WELEDA】今年創立100周年を迎えたドイツのオーガニックスキンケアブランド「WELEDA(ヴェレダ)」。日本開発処方のスカルプケアラインは、独自に開発したヘッドマッサージメソッドで、プロの手技のような心地よいリフレッシュ感を体感できます。「ヴェレダ スカルプ エッセンス」115mL ¥3,850(税込) 頭皮の状態がいまひとつ元気がないなぁという時、マッサージに気軽に取り入れられるジェットスプレータイプのスカルプ用エッセンスローション。時短派にもぴったりな「セルフハンド頭皮マッサージ」は公式HPの商品ページでも動画が公開中。おうち時間のリラックスタイムにぜひ取り入れてみて。「ヴェレダ ローズマリー スカルプクレンジング」200g ¥3,300(税込) 2種のクレイ・竹炭、4種の植物エキスによるクレンジングペーストが毛穴を詰まらせる皮脂や汚れをすっきりオフ。1本でクレンジング、マッサージ、トリートメント、3in1タイプのオーガニックスカルプクレンジング。※どちらも2021年1月15日先行発売(ヴェレダ直営店、ヴェレダ公式オンラインショップ、コスメキッチン)お問い合わせ:WELEDA 【sunao】肌、身体、心に「素直」な安心して使えるスキンケアを目指して誕生した「sunao」(スナオ)。natural&logicalをテーマに掲げ、質の良い自然素材にこだわりつつも効果を科学的、論理的に考える。相反するようであり理想的なふたつの要素ですこやかな美へと導きます。「スナオ クロウォッシュ」は、紀州備長炭と天然の泥がメイクや毛穴の汚れを吸着。石けん成分でやさしく包み流してクリアな肌に整えてくれるマッサージ洗顔料。独自開発したウマプラセンタや国産無農薬アマドコロエキス、7種のオーガニック植物エキスなどの成分で丁寧にマッサージしながらお肌をほぐしていくプロセスも楽しい。中央:「スナオ クロウォッシュ」¥4,950(税込) クレンジングや洗顔をしながらバリア機能を高めてくれる、忙しいママたちにおすすめな時短アイテム。お問い合わせ:sunao 【試してみた!】※あくまでも個人の感想です「クレイと竹炭、備長炭などの吸着力と肌にやさしい植物エキスを融合したクレンジング2種は、週末のご褒美感覚で取り入れています。夜はWELEDAのエッセンスローションを使った頭皮マッサージを。これがとにかく気持ちよい! 毎日続けることの大切さをあらためて実感しています」(松浦)その4 「毎日肌に触れるもの」を変えて、心を上向きにする「やわらかい」、「ふわふわ」、「さらさら」「しっとり」などなど、肌が心地よいと感じる感触はそれだけでも心を上向きにしてくれます。おうち時間が増えると、今までストレスだったことが解消されることもあれば、逆にこれまで感じたことのない不安やストレスに悩まされることも。そんなときに何気なく触れる身近なものの手触りや感触を好みのタイプに変えてみるだけで、ふと癒される感覚が心を上向きにしてくれるシーンも少なくありません。毎日何回も触れるタオルやテレワークやこどものお昼寝に欠かせないタオルケット、家にいる時間が増えたからこそ質感にこだわりたい靴下など、2021年は「おうち時間をもっと豊かにしてくれるもの」にさらに心を傾けてみると吉かもしれません。藤高タオル「ワッフルケット」今治屈指のタオルメーカーとして知られる「藤高タオル」が「これまでになかった、快適なタオルケット」をテーマに生み出したタオルケット「ワッフルケット」はその軽さとやわらかさ、なめらかさに注目!「ハチの巣形状のブライトン織り」という特殊なワッフル織りが実現したのは「とびきりのやわらかさと滑らかな肌触り」。かけていることを忘れるほどの軽やかさは、「ふわふわ大好き」なこどもたちのお昼寝にもおすすめです。藤高タオル「ワッフルケット」(アイボリー/グレー) 135×198cm、¥22,000(税込)お問い合わせ:藤高タオル 銀座 NISHIGUCHI KUTSUSHITA「hakne」1950年の創業以来、Made in Japanのこだわりを貫く奈良の老舗ファクトリー「NISHIGUCHI KUTSUSHITA」。上質で飽きのこないシンプル&プレーンなデザインをベースに展開する女性ライン「hakne(ハクネ)」は、繰り返し洗ってもやわらかでしっとりとした質感を維持するウォッシャブルシルクや、美しい光沢とシャリシャリとした感触のフランス、ベリギーリネンなど、贅沢な風合いや繊細な履き心地に注目して。「ハクネ シルクスムースソックス」全5色 ※他にシーズカラー1色 各¥2,090(税込)お問い合わせ:西口靴下 【試してみた!】※あくまでも個人の感想です「爪に引っかかって糸がぴょんぴょん出てしまいがちなタオルケットも、このワッフルケットは特殊な織でそうなりにくいのが嬉しいですね。さらっとエアリーなので夏場の冷房対策にもおすすめです。履きごこちはもとより、ありそうでないシンプルさで支持されるhakneはどんなファッションにも馴染むところも魅力!」(松浦)その5美と健康を導く身近な調味料、塩への意識を変えてみるニューノーマル時代に豊かにしたいテーマのひとつが「食」。家で調理する時間が増えた人も多いなか、食材に気を配ったり何気なく日々使っている調味料をより良いものに見直してみるだけでも、気持ちは豊かになり気分を上向きにしてくれそうです。Coyori 「za you zen 四季の塩セット」自然派エイジングケアブランド「Coyori」が昨年末リリースアウトした塩ブランド「za you zen 四季の塩」は、食材を季節ごとの旬で味わうように、塩も季節のものを楽しもうというアイデアで生まれたもの。太古の海が教えてくれる体内に最適なミネラルバランスを塩で叶えた「za you zen 四季の塩 -雪月風花」。塩匠(えんしょう)井上雄然さんが理想の塩作りを求めてたどり着いた山口県長門市油谷湾で、季節毎の海水を汲み上げて手仕事で作り上げた春夏秋冬の塩はそれぞれが味わい深く、それこそ新しい料理のアイデアも生み出してくれそうです。「za you zen 四季の塩セット」¥3,240(税込)磯香が豊かな春塩、太陽と森の旨みが凝縮した力強い夏塩、山々の秋の恵みを感じる秋塩、スッキリと雑味のない冬塩、4種の塩をそれぞれ10gずつセット。自宅用にはもちろん、贈り物にもよろこばれそう。※数量限定 2021年3月25日 発売予定 お問い合わせ:Coyori 【試してみた!】※あくまでも個人の感想です「山菜や春菊、ルッコラなど香り高い野菜や、天ぷらと相性の良い『春塩』、蒸し豆腐や塩むすびに最適な『秋塩』、肉など旨みの強い食材に合う『冬塩』といったように、同じ土地でつくられる塩が季節でここまで風味の違いが楽しめることに、とにかく驚きました。そんなストーリーも添えて大切な人に豊かな食を贈り物でバトンするのも良いですよね」(松浦)その6SDGsにも取り組むクリーンなコスメを選ぶ近年、コスメ業界でも注目されているサスティナビリティやSDGsへの取り組み。私たち消費者にも様々な選択肢が広がりを見せるなか、成分へのこだわりはもちろん、環境にも配慮した製品づくりを展開するブランドの動きにも要注目です。MAKANAI2020年5月にデビューした国産“クリーンビューティー” ブランド「MAKANAI」。金沢の老舗金箔屋の作業場(まかない)で働く女性たちの手肌が美しかったことをきっかけに生まれた、ブランド独自の美容成分“KaESS(カエス)”を各スキンケアアイテムに配合しています。「MAKANAI」スキンケアシリーズ「うるつや化粧水」や「さらりと潤う美容オイル」、「叶えるフェイスクリーム」などをはじめ、酒かす、糖蜜、椿油など、和コスメならではの成分、自然由来成分100%を使用したアイテムはオンラインストアのほか一部アイテムはコスメキッチンなどでも販売中。和コスメでありながら世界レベルの化粧品規制を基準に、肌や健康、環境に対して安全性が疑問視される13の成分(バラペン、合成着色料、石油由来原料、シリコン、タール色素、合成ポリマー、紫外線吸収剤など)を使用していません。人気のハンドクリーム容器には、環境に及ぼす影響が極めて低く、もっとも効率的でありながら化粧品容器としての採用が非常に珍しいといわれている循環型プラスチック、「リバースプラスチック」を採用。そのほか、紙パッケージにサトウキビの搾りカスからつくられたバガス紙を採用するなど、様々なSDGsの取り組みを視覚化しています。ニューノーマル時代だからこそ、数ある選択肢の中からこうしたブランドの取り組みをひとりひとりが応援していきたいですね。お問い合わせ:MAKANAI 【試してみた!】※あくまでも個人の感想です「化粧水、美容液、フェイスクリーム、主要アイテムの使用感が香りも含めてとにかく心地よく、実は発売以来リピート中です。とくにうるつや化粧水は重ね付けしてもべたつかない、絶妙な使用感! 一度購入するとレフィルでの詰め替えが可能な点も気に入っています」(松浦)「今」が満たされていると感じるマインドフルな状態や、気持ちを上向きに維持していくことが大切な今だからこそ、選んでみたいアイテムの数々。いかがだったでしょうか? ニューノーマルな時代を生き抜くママたちにとって新しいライフタイルのヒントやきっかけづくりになれたら幸いです!
2021年01月30日酵素食品を体験しよう!1月20日スタート1月20日、酵素食品の販売事業を展開する合同会社桜雅ボヌールアヴィは、「『免疫力強化』が期待できる酵素食品」を気軽に体験できるキャンペーンをスタートした。体内の酵素は、加齢により減少していくため、消化・吸収や代謝機能が低下してなさまざまな病気の原因となる。生命維持活動に必要となる体内酵素は、果物や野菜からの「食物酵素」で摂取することが大切である。新型コロナウイルス感染症の対策として、身体の免疫力を高めるために、スプーン1杯から始められるように作られた酵素食品を体験できるキャンペーンとなっている。免疫力の強化だけでなく美ボディ作りにも『黄金果実ペースト』は、20種類の果物と植物類を3年以上発酵熟成させており、乳酸菌・酵素・抗酸化成分が一緒に摂れる酵素ペーストである。果実(バナナ・デーツ・プルーン)の甘さで酵素が苦手な人も食べやすくなっている。栄養不足が気になる人、毎日を元気に過ごしたい人、腸内環境を良好にしたい人にオススメ。250g入りで3,500円(税抜き)。まとめ買い特別価格として3個で9,000円(税抜き)となっている。『黄金果実酵素ペプチドコラーゲン』は、25種類の果物と植物類、天然コラーゲンが配合されている。乳酸菌・酵母・抗酸化成分・ファイトケミカルとコラーゲンを同時に摂取できる。肌・髪・爪・関節・骨などが気になる人、若さと健康を維持したい人にオススメ。250g入りで5,500円(税抜き)。まとめ買い特別価格として、3個で12,500円(税抜き)とお得な価格で提供する。今回、特別企画として、購入者には、天使のシャボン&ポプリをプレゼントする。詳細は、ウェブサイトで確認を。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース合同会社桜雅ボヌールアヴィ※自然村ファームショップ
2021年01月21日「長引くコロナ禍において、免疫力を高め、気分転換を図るためにも、バスタイムを有効活用しましょう。シャワーだけで済ませるのではなく、お湯をはった湯船にきちんと浸かることで、心と体にたくさんのメリットが得られます」温泉療法専門医で東京都市大学人間科学部教授の早坂信哉先生はそう話す。早坂先生は入浴の健康効果を20年にわたり研究している入浴法のエキスパートだ。入浴による健康効果の代表が、温熱効果(温め効果)。全身が温まることで、血管が広がり、心臓の動きが強くなる。すると、血液の量も増え、血流も良好に。たくさんの血液が全身を駆け巡るようになる。「体温が上がり、血流が改善されると、血液内の白血球やリンパ球などが活性化します。白血球やリンパ球の一種であるナチュラルキラー細胞(NK細胞)は、ウイルスや細菌などと戦い、感染細胞の拒絶に重要な役割を果たします。そのため、入浴による血流の促進が、免疫力を上げることにつながるのです」(早坂先生)鼻や喉の粘膜は乾燥すると免疫力の低下を招きやすい。最近では毎日マスクを着用しているため、呼吸も浅くなりがちだが、蒸気の立ち込める浴室で湯船に浸かってゆったりと深呼吸すれば、鼻や喉の粘膜も潤い、免疫力低下を防ぐことができる。「女性自身」2020年12月15日号 掲載
2020年12月23日12月に入り、風邪やインフルエンザが気になるようになりました。今年はさらに新型コロナウィルスもあり、免疫力への関心が高まっています。そこで、呼吸器内科のスペシャリストである池袋大谷クリニックの大谷義夫院長に免疫力のために何をしたらいいのかを聞きました。写真は少年サッカーのイメージ■これからの季節、まずインフルエンザの予防接種を医師である大谷先生は、たくさんの患者さんのために毎日診察にあたっています。そのため、自らが風邪をひいて診療ができなくなっては困ると、様々な体調管理を行っています。特に今年は風邪やインフルエンザに加え、新型コロナウィルの感染予防対策を取った生活をする必要がありますよね。読者の皆さん、お子さんたちに向けたアドバイスをいただきました。これからの時期、どうしても増える風邪やインフルエンザの予防についてお伺いすると、大谷先生は「インフルエンザの予防接種が基本のき」と答えます。例年と異なり、今年は発熱すると新型コロナウィルスを疑い、PCR検査となることもあります。そうすると、風邪やインフルエンザであっても、かかりつけの医者に診てもらえないこともあります。完全に予防することは難しいものですが、体調管理に注意して、かかっても重症化しないよう気を付けることはできます。そのため、まずはインフルエンザのリスクを減らすために予防接種をしておくとよいのだそうです。■免疫力とはそもそもどんな機能なのかマスク、手洗い、消毒に加え、入ってきてしまったウィルスを退治するために免疫を高めることが不可欠です。風邪やインフルエンザ予防でもよく聞かれる「免疫力」とは、ウィルスなどの病原体の侵入や増殖を防ぐ力のことで、じつは身長や体重のように明確に測定できるものではないそうです。この免疫力が下がることで病気が重症化しやすくなるので、体調管理のためには生活習慣などに注意して免疫を維持することが大事なのです。■免疫力をアップするには好きなことを楽しくすることがいい免疫力をアップ、維持するに必要なのはまず睡眠です。大人の睡眠では7時間睡眠に比べて、6時間を切ると風邪の引きやすさが4.2倍になるそうで、先生もそれについて書かれた論文を読んでから睡眠を6時間以上取ることを厳守されているそうです。必要な睡眠時間には個人差もあるので明確な基準や根拠はないのですが、目安として小学生年代は9~11時間程度の睡眠をとる事が推奨されていることが多いようです。さらに15分~30分のお昼寝をすると午後のパフォーマンスを上げることができます。寝ることができなければ、目をつむって脳を休めるだけでもOKだそうです。次に大切なのは食事。3食きちんと食べる事が大事です。どうしてもご飯や麺などの摂取が多くなりがちですが、炭水化物に偏ることなく、たんぱく質もしっかりと摂取してください。バランス良く食べることが大事で、炭水化物を避けるのも良くありません。ヨーグルトなど乳酸菌を摂って腸内環境を整えることも、免疫力アップが期待できる方法のひとつだそうです。そして適度な運動と、ストレスをためないこと。適度な運動の量は、人それぞれです。普段から運動をしている方にとっては15~20分のジョギングは適度な運動かもしれませんが、全く運動習慣がない方にとっては負荷が大きく適度とは言えないので、注意してください。ストレスをためないためには、好きなことをするのが一番。「楽しむことでさまざまな免疫細胞値が上がることがわかっています」と大谷先生。■免疫力キープのための4つのポイント・睡眠をしっかりとる・バランスの取れた食事・適度な運動・ストレスをためないサッカーが大好きな子どもたちにとっては、サッカーをするのが一番のストレス解消かもしれませんが、激しい運動をすると免疫力が下がることも確認されているので、サッカーの後はバランスのいい食事をして、たっぷりと睡眠をとるようにして、冬場の体調管理に努めましょう。後編では呼吸器の専門家でもある大谷院長に、喘息についてお話を伺いましたのでお楽しみに。大谷義夫(おおたに・よしお)医学博士、池袋大谷クリニック院長東京医科歯科大学第一内科、呼吸器科、睡眠制御学講座において21年にわたり内科疾患、呼吸器疾患、アレルギー疾患、睡眠医療に従事。2005年に東京医科歯科大学呼吸器内科医局長に就任。2009年に東京医科歯科大学呼吸器内科兼睡眠制御学講座准教授就任。呼吸器内科の専門医として2009年に呼吸器とアレルギー領域の診療に特化した池袋大谷クリニックを開院。「絶対に休めない医師がやっている最強の体調管理」「疲れやすい、痩せにくいは呼吸が原因だった」など著書多数。テレビなどのメディアでも呼吸器内科の専門家として医学的知見からアドバイスを送っている。(取材・文:前田陽子)
2020年12月15日3人の子どもたちを寝かしつけ、食器を洗っていると、急に右胸がズキズキと痛みました。経験したことのない激痛で、どう考えてもおかしい。まさか心筋梗塞?と恐ろしい病名が頭をよぎるほどでした。 いきなり水ぶくれが出現もしかして心筋梗塞の前触れなのでは……と震えながら布団の中に入りました。私にもしものことがあったら、子どもたちはどうなるのだろう?と不安な気持ちでいっぱいになったものの、疲れていたこともあり10分後には爆睡。 翌朝、病院の診察を受けに行くため服を着替えていると、昨夜はなかった大量の水ぶくれが右胸と右側の背中にできていたのです。これは何!?と慌ててインターネットで検索してみると、「帯状疱疹」の症状と類似点が多く、すぐに皮膚科へ向かいました。 子ども全員が水ぼうそうに!先生に診てもらったところ、「帯状疱疹」とすぐに診断がおりました。疲れなどがたまり、免疫力が低下すると発症する病気だと言われました。幼少期にかかった水ぼうそうと同じウイルスが原因なので、マスクを着用、タオルの使いまわしなどはせず、子どもへの感染対策をしたほうが良いとのこと。 しかし、予防接種を受けていた娘2人も水ぼうそうになってしまいました。そのうえ、生後5カ月の長男にも感染。注意して肌を見ていたので、水疱が3,4個出た時点で小児科に駆け込み、症状の悪化を防ぐことができました。 睡眠と栄養をしっかりとることが大切 帯状疱疹が出た部分は激痛が走り、しびれなどが完全に引くのに1年はかかりました。特に発症後2カ月間は、重さのあるお皿を持つだけで痛みが走るほどでした。たしかに育児疲れはあったものの、睡眠時間を削ってネットサーフィンなどもしていたので、自分の体調管理を怠っていた面もあります。 私が寝込んでいる間は料理も作れず、子どもたちに絵本の読み聞かせをしたり、外遊びに連れて行ったりすることもできませんでした。病気になってからは、栄養バランスを考えた料理を作り、健康維持を第一に子育てに励んでいます。 家事は滞り、マスク着用のまま横になってるママの姿を見続け、子どもたちが不安な気持ちにもなっていました。育児は体力勝負なので、体力・免疫力が低下しないよう、日ごろから気を付けることが大切だと痛感。睡眠時間の確保は特に重要でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/マメ美監修/助産師REIKO著者:福本裕子一男二女の母。長女の出産前まで塾講師として働く。現在は自身の経験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談の記事執筆をおこなう。
2020年11月05日「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【専門家に相談】の掲示板。そのなかから特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は突発性発疹に関するご相談です。 Q.突発性発疹と診断されました。1歳3カ月の子どもが夜から発熱があり、翌日に医者に行ったら風邪と診断されました。3日後には熱は下がったのですが発疹が出始め、再び医者に行ったら突発性発疹と診断されました。自然に治るのを待つしかないと言われたのですが、もう発熱はしていないのにお風呂上がりのように汗をびっしょりとかいて寝ています。また、手足が冷えてとても不機嫌でぐずぐずしていて泣いてばかりいることも心配です。 高杉絵理助産師からの回答お子さんが突発性発疹だったのですね。高熱も出てご心配になられましたね。病み上がりでお子さん的にもきつさはあるかもしれませんが、こうやって免疫がついてきて体が強くなっていきます。とはいえ、母としては発熱や体調を崩しているわが子の様子は心配で不安になりますよね。 お子さんが少しでも気持ちよく過ごせるように寝起きにお着替えをさせてあげたり、体を拭いてあげるといいかもしれませんね。季節的にも少し涼しくなってきましたし、汗もかくと冷えやすくなるのでお洋服やお部屋の環境で調整してあげてくださいね。そして、少しずつお食事の量も元通りになり、またいつも通り元気になればいいなと思います。 突発性発疹は解熱後、発疹が出始めているころのほうが機嫌が悪いことが多いようです。突発性発疹は重症化することは少ないですし、今のご様子でしたら2〜5日で湿疹が自然に消失して元気になっていくと思いますので、それまではお子さんをたっぷり甘えさせてあげてお子さん中心にしてあげてくださいね。 早く良くなるといいですね。ママも看病疲れしてしまわないようにパパやご家族のサポートを受けてくださいね。※参考:ベビーカレンダー「専門家に相談」コーナー※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください 突発性発疹とは私たちの体は外敵から守るために免疫機能がはたらくと、その反応として発熱が起こります。新生児は母体から受け取った免疫を持っているため、生後6カ月ごろまでは細菌やウイルスに感染しにくいとされています。 しかし、生後6カ月ごろになると母体からもらった抗体が少なくなっていき、細菌やウイルスに感染しやすくなります。そのため、生後6カ月以降に初めての発熱を経験する赤ちゃんが多く見られるのです。そして、初めての発熱の原因として多いのが突発性発疹です。突発性発疹は38~39℃の比較的高い熱が突然出ます。しかし、体調が悪いときの不機嫌や哺乳不良などは少なく、比較的機嫌よく過ごすことが多いとされています。発熱は2~3日程度続き、熱が下がってから顔や胸、おなかなどに花びらを散らせたような形の赤い発疹が広がるのが特徴です。花びらの形は、隣り合った発疹が繋がることで形成されます。また、発疹が現れる直前に永山斑と呼ばれる赤い斑点が喉の奥にできることがありますが、判別が難しいため確定診断には至らないことが多いようです。ほとんどの突発性発疹は、熱が下がり、発疹が現れたことを確認して診断されます。発疹は2~3日程度で消えます。そのほかに下痢やリンパ節の腫れ、眉間から頭頂部の付近にかけてある大泉門の腫れなどの症状が現れることがあります。高熱が出るため、熱性けいれんを起こす可能性もあります。また、まれにではありますが次のような合併症を起こすことがあります。・脳炎・脳症(痙攣、意識の低下、脳の全体的な機能の低下)・劇症肝炎(炎症が非常に強いことで肝臓の機能が著しく低下する)・血小板減少性紫斑病(血小板が減少することで出血しやすくなる)20分以上のけいれんや、意識の混濁・喪失、白目が黄色くなる、内出血が多くみられるなどの症状が現れた場合は合併症が疑われるので、すぐに病院を受診しましょう。また、嘔吐をくり返したり呼吸が苦しそうであったりする場合も、すぐに受診したほうが良いでしょう。突発性発疹の治療方法と対処法突発性発疹に特効薬はありません。自然に治る病気ですから、症状の軽減を目的とした対症療法をおこないながら経過観察します。 感染しても発症しない乳幼児がいるため、突発性発疹を完全に予防する方法はありません。発症したときには一般的な発熱と同じ方法で対処しましょう。できるだけ安静にして、十分に睡眠をとれるよう環境を整えてください。睡眠不足などで体力が落ちると、免疫力が低下する恐れがあります。 また、こまめに水分補給をさせることも大切です。下痢をしている場合は水分と共に電解質も失われるので、医師に指示により経口補水液(脱水症状のある人のための飲料)を飲ませることがあります。 突発性発疹の発熱で体調が悪いように感じる場合は解熱剤を使っても良いとされていますが、時間が経つと再び発熱するため、解熱剤は熱によるつらさを軽減するのが主な目的です。体温の急激な上昇に伴って寒気に襲われ、手足が冷たくなったり唇の色が悪くなったりするなどの症状が現れることがあります。このような場合は、普段よりも一枚多く服を着せたり、布団をかけたりしましょう。 熱が上がりきって暑がるような素振りを見せた場合は、服や寝具を一枚減らして熱を放散させてください。元気であれば、ぬるめの湯に入浴してもOKです。湯冷めをしないように、入浴後はしっかりと体を拭いて服を着せてあげましょう。もし、2~3日経過しても熱が下がらず発疹も見られないような場合は、ほかの感染症の可能性もありますので、受診してください。※参考:基礎知識(ベビー)「突発性発疹の原因、症状、対処法について」【監修者:医師 松井 潔 先生小児科 | 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長】
2020年10月19日