「やめて良かった…」30代女医が実践している「日々の健康習慣」とは
エレベータに乗らずに階段を使ってみる、少し早起きして一駅歩く、近所の買い物は車に乗るかわりに自転車で行ってみる……など、日々の生活のなかでも少しでも身体を動かすことを意識してみるといいでしょう。
果糖ブドウ糖液糖などの異性化糖を極力摂取しない
20代後半になってから、私が実践し始めたのが「異性化糖を極力摂取しない」ということです。
みなさんも、ジュースや調味料の原材料名の表示に、果糖ぶどう糖液糖、ぶどう糖果糖液糖といった表示を目にしたことがあると思います。これらが異性化糖(※1)と呼ばれるものなのですが、多量に摂取すると体重増加や2型糖尿病の発症リスクが上昇したり、脂肪肝のリスクが高まるとも言われています。
特に液体から異性化糖を摂取してしまうと、満腹感をもたらすことなく、血糖値の上昇を招いてしまうため注意が必要でしょう。受験生や研修医として夜遅くまで勉強や仕事をしていた時期には、栄養ドリンクを飲んで無理やり体を動かしていたこともありますが、栄養ドリンクにも果糖ぶどう糖液糖が含まれています。私自身は摂取を控えていますが、みなさんも飲みすぎには注意したいですね。
好きな食べ物ばかり食べていませんか?
運動と同じくらい重要なのが、適切な栄養摂取と食事のコントロールです。