中国の化粧品業界専門メディア「青眼」に掲載した日本製化粧品に関する分析記事を紹介!
これは中国で大きな話題になったのだが、この成功を支えたのは、スピーディに変化する中国の市場環境、生活者ニーズに詳しいローカル企業であることは見逃せない点です。
freeplus洗顔
例えば、freeplusがオンラインでトップクラスの地位を獲得できたのは、ブランドが持つ効能効果や品質が高いこともありますが、それを中国生活者に伝え、納得させるキャッチコピーをローカル企業のノウハウで刷新したことにあります。わかりやすいのは、「敏感肌用」から「アミノ酸による穏やかなクレンジング」に変えたことでしょう。
それと同時に、RED、MEIYO(美柚女人通)、WEIBO広告(微博粉糸通)、TikTokなど、雨後の筍のように生まれるプラットフォームにおいて、包括的なマルチマーケティング戦略をスピーディーに考案し、実行。freeplusは、中国消費者により正確にリーチすることで、認知拡大を効率的かつ効果的に進め、高いコンバージョン率を達成しました。ローカル企業が目まぐるしい市場環境や消費者ニーズの変化を捉え続け、競合他社が気がついていないブルーオーシャンを発見しました。この結果、freeplusは、中国の若い世代の心をつかみ、日本を代表する化粧品ブランドになったのであります。