ビューティ情報『閉鎖病棟に収容された重度アルコール依存症患者が自立するまでの回復プロセスをデータで可視化することに成功』

2021年12月7日 15:15

閉鎖病棟に収容された重度アルコール依存症患者が自立するまでの回復プロセスをデータで可視化することに成功

施設入所した時に測定した結果と比較して、自立に向けた心の状態が形成されたと言えます。
【外向性】開始前:5.7→11か月後:60と向上
外向性とは、興味や関心が自己の内面に向けられ主観的、内気・孤独で思慮深い反面、実行力・社交性に乏しい性格特性から、興味や関心が外界に向けられ刺激に敏感に反応し、決断が速く、行動的で社交的特性。と定義されているように、興味や関心が内側から外側へ向く感情傾向に変わっています。
依存症とは、特定の何かに心を奪われ、「止めたくても止められない」状態になること。とされているので、感情傾向は極めて内向的です。感情傾向が外側に向くということは、特定の何かに執着した状態から、社会に意識が解放されたことを意味します。つまり、自立に向けた心の状態が形成されたと言えます。

(2)「攻撃性」を抑える事に成功、自分に自信を持つことにより不安・恐怖が払拭されます。

【攻撃性】開始前:53.3→11か月後:36.7へ低下
攻撃性とは、大幅に改善した数値は攻撃性であり、入所時の平均値を大きく上回った53.3から、平均値の36.7へと下がっている。
これは攻撃性を高める防衛本能が過剰に働いていない状態を指し、不安・恐怖が払拭でき自信を付けたと言えます。

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