ビューティ情報『閉鎖病棟に収容された重度アルコール依存症患者が自立するまでの回復プロセスをデータで可視化することに成功』

2021年12月7日 15:15

閉鎖病棟に収容された重度アルコール依存症患者が自立するまでの回復プロセスをデータで可視化することに成功

が12.5、心を制御する「自制心」が48.7と低い数値です。これらの数値は情緒の不安定さを示し、前向きに生きるエネルギーが無い状態と言えます。この「安定性」「活力」「自制心」の低さは、どの依存症の方にも共通して確認することができました。

『感情分布チャート』
円グラフは青色の「ポジティブ要素」が50%以上で残りの2要素、赤色のネガティブ要素25%と黄緑色の生理的反応25%が望ましいとされます。データはポジティブ要素が38.5%と半分に満たず、赤色のネガティブ要素が40.7%と全体の2/3を占める結果になっており、これは悲観的な感情の状態と言えます。
・この時期、何度か自制が効かず飲酒を行い、離脱症状※3に襲われ、職員を避け、挨拶もしないという状態でした。
※3 (りだつしょうじょう)依存性のある薬物およびアルコールなどの反復使用を、中止・減量した際に生じる様々な身体的・精神的症状のこと。禁断症状とも呼ばれる。


2. 訓練・治療6か月でポジティブ要素・安定性・活力・自制心が向上し、意欲的に
訓練・治療を行って6か月が経過した(以後、6か月後)データです。

閉鎖病棟に収容された重度アルコール依存症患者が自立するまでの回復プロセスをデータで可視化することに成功

04_訓練・治療6か月後のデータ1
閉鎖病棟に収容された重度アルコール依存症患者が自立するまでの回復プロセスをデータで可視化することに成功

05_訓練・治療6か月後のデータ2

『感情分布チャート』
青色の「ポジティブ要素」

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