2023年1月11日 11:00
腸活こそが体づくりの第1歩!ボディメイクの達人が説く「ゆるボディメイク」のすすめ
その理由としては、どうしても神経質になりがちな食材の分量などの数字の管理から抜け出して継続しやすくするためです。例えば、たんぱく質は、鶏むね肉から摂取すると考えてみます。両手に収まるぐらいの量を1日で食べると決めたら、まずはその量の鶏むね肉を食べることを心掛けます。慣れや飽きがきたらその半分を豆腐に変え、その次は豆腐、鶏むね肉、豆の三分の一ずつに変えるというように、少しずつ食材のバリエーションを増やしていく、といったやり方です。私の経験上、この方が長続きする方が多いです。
また健康的な体づくりには、様々な栄養素をバランスよく摂取することが必要です。その際もたんぱく質や、糖質、脂質、食物繊維などの栄養素が含まれた食材の分量を可視化して、メニュー全体を考えることをおすすめします。お弁当であれば、3分の1はお米などの炭水化物、3分の1は野菜、3分の1はたんぱく質が摂れる食材を詰めるぐらいの感覚ではじめると良いと思います。
「ゆるボディメイク」を始めた方の中には「普通の定食メニューと同じですね」、「結局普通のご飯なんですね」と驚かれることがあります。
よくよく話を伺うと、そういう方は日頃からパンだけで食事を済ませたり、うどんだけで終わらせるといった偏った食事をしている人が多く、如何に“普通の定食メニュー”や“普通のご飯”を摂れていないか、を実感することが多々あります。